8.5. oAuth: Okta

完全な詳細はこちらから参照できます:
https://developer.okta.com/authentication-guide/implementing-authentication/auth-code

以下の手順は、Okta 開発者アカウントを使用したチュートリアルです。

8.5.1. Okta 開発者アカウントを作成する

https://developer.okta.com/ にアクセスします。

[Create Account] をクリックします。

../_images/oauthokta01.jpg

情報を入力し、[Get Started](開始)をクリックします。

../_images/oauthokta02.jpg

アカウントの管理(「開発者コンソール」を使用)と認証エンドポイントの構築に使用する URL が Okta から割り当てられます。

../_images/oauthokta03.jpg

この例では、URL は次のとおりです: https://dev-914188.oktapreview.com/

このリンクと一時的なパスワードを含む確認メールが Okta から送信されます。一時的なパスワードでログインし、恒久的なパスワードとセキュリティの質問を設定します。最後に、開発者コンソールにログインします。

8.5.2. Okta アプリケーションを作成する

開発者コンソールにログインしたら、[Application] をクリックします。

../_images/oauthokta04.jpg

[Add Application](アプリケーションの追加)をクリックします。

../_images/oauthokta05.jpg

アプリケーションの種類として[Web] を選択し、[Next] をクリックします。

名前、ベース URI (ベースのみ、パスなし)、ログイン・リダイレクト UI を入力します。

例: https://connect.esg.customer.com/ericomxml/accesssso/accessnowsso_oauth.htm

「Allowed grant types」(許可される権限の種類)で「Refresh Token」(リフレッシュ・トークン)を「enable」(有効)にします。

[Next] をクリックします。

これでアプリケーションが作成され、アプリケーションページが開きます。クライアント ID の値は 後で使用されるため、保存しておきます。

クライアント・シークレットの値は後で使用されるため、保存しておきます。

8.5.3. Ericom Connect の構成

フィールド 説明 値/例
Allow Authentication With oAuth oAuth を使用した SSO が有効 True
OAuth Endpoint oAuth プロバイダのエンドポイント <サンプル> https://dev-xxxxxx.oktapreview.com/oauth2/v1/token
OAuth Username Claim oAuth ユーザ名クレーム sub
OAuth Client Id プロバイダで作成された SSO アプリのクライアント ID <クライアント ID を入力>
OAuth Client Secret プロバイダで作成された SSO アプリのクライアント・シークレット <クライアント・シークレットを入力>
Sso Smart Card Creation User 証明書を登録可能なドメイン・ユーザ <サンプル> sso-admin@test.com
Sso Smart Card Creation Password 証明書を登録可能なドメイン・ユーザのパスワード <パスワードを入力>
Enrollment Agent Certificate Template Active Directory で作成された登録エージェント証明書テンプレートの名前。 EricomEnrollmentAgent
Smartcard Logon Certificate Template Active Directory で作成されたスマートカード・ログオン証明書テンプレートの名前。 EricomSmartcardLogon

コマンドラインでの構成の例

ConnectCLI のフォルダに移動します: C:\Program Files\Ericom Connect\Configuration tool and run ConnectCLI.exe

// ここから、Okta 用の oAuth 構成スクリプトの例
tenantconfig AuthenticateWithOauthEnabled=true
tenantconfig SsoSmartCardCreationUser=<SSO 管理サービス・アカウント>
tenantconfig SsoSmartCardCreationPassword =<SSO管理サービス・アカウントのパスワード>
tenantconfig SsoOAuthEndpoint=https://dev-xxxxxx.oktapreview.com/oauth2/v1/token
tenantconfig SsoOAuthUsernameClaim=sub
tenantconfig SsoOAuthClientId=<クライアント ID>
tenantconfig SsoOAuthClientSecret=<クライアント・シークレット>
tenantconfig SsoEnrollmentAgentTemplateName=SSOEnrollmentAgent
tenantconfig SsoSmartcardLogonTemplateName=SSOSmartcardLogon
// 以下は、すべての RDP ホストで使用するために NLA ユーザの使用を設定する>
remotehostconfig tenant NlaUserForSSO=<NLA ユーザ名>
remotehostconfig tenant NlaPasswordForSSO=<NLA ユーザのパスワード>
// 構成スクリプトの例の終了