10.14. IVEXダブルブラウザLinux cow.imgダンプ 補足資料¶
10.14.1. バックアップファイルの確認¶
1.バックアップファイルの有無の確認
$ ls -lh /var/opt/IVEX/WBrowser/
※cow.yyyyMMddhhmmss.dumpが存在することを確認する。
注意
バックアップファイルが存在しない場合、最新までUpdaterが適用されているかどうかをご確認ください。
2.バックアップファイルの状態の確認
$ sudo xfsrestore -t -f /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump
【成功時のメッセージ例】
xfsrestore: Restore Status: SUCCESS
10.14.2. リストア作業¶
3.サービスの停止(起動中の場合)
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser stop
4.cow.imgのフォーマット
$ sudo mkfs.xfs -f -m crc=1 /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.img
5.リストア作業用にcow.imgを/mntに一時的にマウント
$ sudo mount /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.img /mnt
6./mnt(リストア先)に移動
$ cd /mnt
7.バックアップのリストア
$ sudo xfsrestore -f /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump ./
【成功時のメッセージ例】
xfsrestore: Restore Status: SUCCESS
8./mntから脱出
$ cd /
9.cow.imgを/mntからアンマウント
$ sudo umount /mnt
10.サービスの起動
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser start
10.14.3. 自動バックアップの保持世代数および無効化¶
デフォルトではサービス終了時に自動でバックアップを行います。保持世代数は3世代です。無効にするには下記設定値を0にしてください。
設定ファイル:/var/opt/IVEX/WBrowser/root/home/WBrowser.conf
設定項目:cow-backup-generation:
デフォルト値:3
※ 指定した数値の世代だけバックアップを保持します。
※ 0を指定でバックアップを生成しません。
Tips
バックアップファイル名:/var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump
※ yyyyMMddhhmmss は 年月日時分秒 14桁