8.2.4. ログオプション¶
Advancedエディション¶
ブラウザの利用履歴をCSV保存する『ログオプション(AdvancedEdition)』用の手順となります。 検索閲覧やレポート出力が可能な『ログオプション(EnterpriseEdition)』を利用する場合は別途追加の手順がございます。
警告
ログオプションを利用する場合、生成ログファイルの保存先となる領域の拡張を行ってください。詳細の拡張方法は「 ログの保存場所の拡張方法 」をご確認ください。
インストール¶
インストーラの配置¶
インストーラを scp 等でサーバの任意の場所に置いてください。インストーラは下記のようなファイル名になっています。
IVEX-WBrowser-Log-Option-1.1.0.installer.tar.gz
1.1.0の部分はバージョンにより変わりますので読み換えてください。
インストーラの展開¶
インストーラは圧縮されています。下記のようなコマンドで展開してください。
$ tar zxvf IVEX-WBrowser-Log-Option-1.1.0.installer.tar.gz
インストーラの実行¶
展開されたインストーラを下記のようなコマンドで実行してください。
$ sudo ./IVEX-WBrowser-Log-Option-1.1.0.installer
以上でインストールは完了です。
ログの保存場所¶
ログは次の場所に保存されます。
- 保存場所:/var/opt/IVEX/WBrowser/root/var/log/WBrowser-USERS/
注意
ログデータの自動削除は行われません、保存領域の拡張やログの定期待避、ローテート設定などを検討ください。 尚、Enterprise版を利用の場合は専用DBへの取り込み時に保存場所からは削除されます。
ログの保存場所の拡張方法¶
ログ保管場所の拡張は下記コマンドで拡張できます。
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser work-expand [GB単位の数値]
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser stop
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser start
ログの内容¶
ログへ出力される内容¶
日時、利用サーバー名・ドメイン、ユーザー名、アクセスしたURLとSSL通信の有無等が、カンマ区切りで出力されます。
ログのサンプル¶
空欄は未使用です。本オプションではウェブ操作のみが出力されます。 それぞれのカラムの詳細は「 ログオプション 出力形式詳細情報 」をご参照ください。
"","2016-07-12 16:44:05.906","test8.test.local","user1","ウェブ","Firefox","","","","","","","","","","","","https://www.know-net.co.jp/"
"","2016-07-12 16:44:33.236","test8.test.local","user1","ウェブ","Firefox","","","","","","","","","","","","http://www.ivex.jp/"
参考
ログファイルはsjisで出力されているため、Linuxサーバ上で表示すると「ウェブ」の文字が化けています。 これはEnterprise版において、IVEX Logger との連携のための仕様です。
ログオプションの有効化・無効化¶
ログオプションの有効化・無効化を設定できます。
- 設定ファイル:/var/opt/IVEX/WBrowser/root/home/WBrowser.conf
- 設定項目:url-log:
- デフォルト値:on
※デフォルトでは有効となっています。無効にする場合 off にします。
アンインストール¶
ログオプションがインストールされた状態で、下記コマンドを実行することでログオプションをアンインストールできます。
$ sudo ./IVEX-WBrowser-Log-Option-1.1.0.installer
1.1.0の部分はバージョンにより変わりますので読み換えてください。
Enterpriseエディション¶
別途 [IVEXダブルブラウザLinux ログオプション Enterprise エディション ドキュメント]
をご参照ください。