9.11.2. URL自動判別オプション利用時のEricom Connectの設定について

参考

ダブルブラウザ連携キットの設定については、 [ダブルブラウザ連携キット管理者ガイド] を参照してください。

当ドキュメントは、ダブルブラウザソリューションのオプション製品、URL 自動判別オプション(KOTOMINE)をご利用いただく際の、 Ericom Connect(以下、Connect)の設定について、一例を元にご説明した簡易手順書となります。 あくまで、簡易的に環境を構築することに重きを置いておりますので、手順書の前提環境に則る記載になっている点はご容赦ください。

  1. Connectの管理コンソールへアクセスし、ログインします。
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  1. [公開]-[リソース]とクリックし、続けて[アプリケーション追加]をクリックします。
ktmn-apdx-2
  1. 既に公開済みのものと同様に、ブラウザを追加公開します。
    Windows版の場合はIE、Linux版の場合は /etc/xrdp/startwm.sh の公開です。
ktmn-apdx-3
  1. 追加したIEの設定を下記のように変更します。

    [基本]
    リソース名: HideIE
    ※任意の名前。KOTOMINE側の設定で利用します。
    パラメータ: ${param1}
    エンドユーザからアイコンを隠す: はい

    [要件]
    許可される起動方法: すべて
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ktmn-apdx-5
  1. [公開]-[グループ]とクリックし、続けて[グループ追加]をクリックします。
ktmn-apdx-6
  1. 既に公開済みのものと同様に、グループを作成し、[リソース]に先ほど公開設定したHideIEを紐づけて作成します。
    [ユーザ]と[リソース]は既存の公開設定と同じで問題ありません。

    ※グループ名は任意です。KOTOMINE側の設定で利用します。
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ktmn-apdx-9
  1. [システム]-[ホスト]とクリックし、リスト上部の[歯車マーク]をクリックします。
    [設定]タブの[サービス Keep Alive間隔]を[30]から[3]に変更します。
    変更したら[保存]ボタンをクリックし、設定を保存します。
    ※この設定はLinux版のみ必須です。Windows版では不要です。
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  1. 変更したら[保存]ボタンをクリックし、設定を保存します。
    ※この設定はLinux版のみ必須です。Windows版では不要です。
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  1. 設定変更後、即時反映させるために、ダブルブラウザLinuxのサービスを再起動します。
    ※この設定はLinux版のみ必須です。Windows版では不要です。
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser stop
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser start

9.11.3. KOTOMINEのConfigEditorによる設定について

KOTOMINEにおいて、前項で設定したConnectでの公開内容の登録する場合の手順を記載します。

  1. <ClickOnceで連携キットを配布している場合>
    配布元のファイルサーバ上に展開したKotomineフォルダ(Contentsフォルダ配下に存在)のConfigEditor.exeを実行し、KOTOMINE ConfigEditorを起動します。

    <MSIで連携キットおよびKOTOMINEをインストールしている場合>
    管理者端末にインストールしたKOTOMINE Config Editorを起動します。

    [Settings]タブにあるAccessPadのパラメーターにおいて、それぞれ下記の対応で値を入力してください。

    - AccessPadで起動するアプリ:
    前項の手順4で設定したリソース名
    - グループ:
    前項の手順6で設定したグループ名

    入力を行ったら「保存」ボタンをクリックしてください。
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  1. その他、KOTOMINEに関する詳細な設定、[Internal Urls]の設定などについては、 [URL自動判別オプション(KOTOMINE)管理者ガイド] をご参照ください。
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  1. Config Editorで設定した内容は、下記2ファイルに記録されています。

    Kotomine設定ファイル:
    BrowserLauncher.exe.config
    イントラネットURLリスト:
    InternalUrls.ktmn

    <連携キットをClickOnceで配布している場合>
    「Contentsフォルダ」配下のファイルはクライアントPCに同期されるため、再配布は不要です。

    <MSIで連携キットおよびKOTOMINEをインストールしている場合>
    更新された2ファイルを、各クライアントPCに配布してください。

    配布先:
    [連携キットインストールパス]ContentsKotomine
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