9.12. IVEXダブルブラウザLinux cow.imgダンプ 補足資料

9.12.1. バックアップファイルの確認

1.バックアップファイルの有無の確認

$ ls -lh /var/opt/IVEX/WBrowser/

※cow.yyyyMMddhhmmss.dumpが存在することを確認する。

注意

バックアップファイルが存在しない場合、最新までUpdaterが適用されているかどうかをご確認ください。

2.バックアップファイルの状態の確認

$ sudo xfsrestore -t -f /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump

【成功時のメッセージ例】
xfsrestore: Restore Status: SUCCESS

9.12.2. リストア作業

3.サービスの停止(起動中の場合)

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser stop

4.cow.imgのフォーマット

$ sudo mkfs.xfs -f -m crc=1 /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.img

5.リストア作業用にcow.imgを/mntに一時的にマウント

$ sudo mount /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.img /mnt

6./mnt(リストア先)に移動

$ cd /mnt

7.バックアップのリストア

$ sudo xfsrestore -f /var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump ./

【成功時のメッセージ例】
xfsrestore: Restore Status: SUCCESS

8./mntから脱出

$ cd /

9.cow.imgを/mntからアンマウント

$ sudo umount /mnt

10.サービスの起動

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser start

9.12.3. 自動バックアップの保持世代数および無効化

デフォルトではサービス終了時に自動でバックアップを行います。保持世代数は3世代です。無効にするには下記設定値を0にしてください。

設定ファイル:/var/opt/IVEX/WBrowser/root/home/WBrowser.conf
設定項目:cow-backup-generation:
デフォルト値:3
※ 指定した数値の世代だけバックアップを保持します。
※ 0を指定でバックアップを生成しません。

Tips

バックアップファイル名:/var/opt/IVEX/WBrowser/cow.yyyyMMddhhmmss.dump
※ yyyyMMddhhmmss は 年月日時分秒 14桁