4.1. Ericom Connect リリースノート¶
4.1.1. パッケージング¶
コンポーネント モジュール名 バージョン Ericom Connect本体インストーラ EricomConnect.exe 9.0.0.32462 RemoteAgent Type1 64bit EricomConnectRemoteHost_x64.exe 9.0.0.32462 RemoteAgent Type2 64bit EricomConnectRemoteAgentT2_x64.exe 9.0.0.32462 RemoteAgent Type2 32bit EricomConnectRemoteAgentT2_x86.exe 9.0.0.32462 RemoteAgent Type2 32bit(Windows Server 2008 32bit版をご利用のお客様向け) EricomConnectRemoteAgentT2_x86_Net35.exe 9.0.0.32462 AccessPad クライアント 64bit EricomAccessPadClient64.msi 9.0.0.32080 AccessPad クライアント 32bit EricomAccessPadClient.msi 9.0.0.32080 .NET Framework 4.6.2 NDP462-KB3151800-x86-x64-AllOS-ENU.exe 4.6.2 HP ユニバーサルプリンタドライバ(UPD) 64bit upd-ps-x64-6.6.5.23510.exe 6.6.5.23510 HP ユニバーサルプリンタドライバ(UPD) 32bit upd-ps-x32-6.6.5.23510.exe 6.6.5.23510 Lexmark ユニバーサルプリンタドライバ(UPD) Lexmark_Universal_v2_UD1_Installation_Package_05252018.exe 2.13.1.0 SQLServer 2017 Express SQLServer2017-SSEI-Expr.exe 2017
注意
RemoteAgent Type1 の 32bit版は存在しません。
4.1.2. 新機能および修正点¶
AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.1.47967(iOS版)¶
【リリース日:2020/11/20】
- AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.1で、iOS 14.xおよびiPadOS14.xをサポートします。
【リリース日:2020/2/20】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.1ではiOS 13.xおよびiPadOS13.xをサポート
- Apple社のSmart Keyboardをサポート
修正点¶
- SSL証明書エラーの場合、続行するかどうかをユーザーに決定させるように変更
- セッションアイドルタイムアウトで切断します
- 接続設定の編集時にパスワードフィールドを非表示にする
- マルチタップ利用時の問題を修正
Ericom Connect 9.0.0.32462¶
【リリース日:2019/12/24】
- Windows Server 2008 R2 ESUへのサポートについて
Windows Server 2008 R2 ESUは以下の条件でサポートとなります。
お客様がMicrosoft社とWindows Server 2008 R2 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること。サポート期間は1年 ※
※ Microsoft社自体がWindows Server 2008 R2 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断。但し、 Windows Server 2008は2020年1月14日以降は未サポート となります。
Ericom Connect 9.0.0.32462¶
【リリース日:2019/11/29】
- 以下の条件でWindows 7 ESUへのサポート
- お客様がMicrosoft社とWindows 7 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること
- サポート期間は1年※
※ Microsoft社自体がWindows 7 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断
Ericom Connect 9.0.0.32462¶
【リリース日:2019/7/26】
- Ericom Connect 9.0利用時に、2019年8月20日23時59分までに適用が必要 となる必須パッチを提供開始しました。
修正点¶
Ericom Connect 9.0利用時に、2019年8月20日23時59分までに適用が必要 となる必須パッチが提供されています。以下のURLよりファイルをダウンロードいただき、含まれている手順書に従って適用ください。
注意
このパッチは新規インストールする場合にも適用が必須のパッチとなります。尚、新規インストールの場合は、Ericom Connect をインストール直後に本パッチを適用いただく必要があります。( Ericom Connect 9.x インストール直後にパッチを適用しない場合、Grid の作成に失敗します)
AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.0.41136(iOS版)¶
【リリース日:2019/7/23】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.0ではiOS 11.xおよび12.xのみをサポート
- 上記理由からiOS11.x未満のOSの端末にはApp Storeからダウンロードできない仕様になっています。
修正点¶
- iOSでショートカットキーCtrl+Xが「切り取り」ではなく「コピー」となる問題を修正しました。
- iOSでタップした位置と実操作が僅かにずれることがある動作が改善されました。
- iOSでタッチパッドマウスが仮想キーボードの後ろに隠れてしまう問題が修正されました。
- iOSでローカルからリモートへ2バイト文字のコピー/ペースト時に文字化けする問題が修正されました。
- iOSでピンチ操作の縮小に対する動作が改善されました。
- iOSでデバイスの向きを変更する等、画面リサイズが正しく動作しない事がある問題に対して修正されました。
- iOSへのアプリインストール時、英語UIになる動作を改善しました。
- iOSでアプリから接続したWindowsデスクトップの背景を表示する設定であるにも関わらず、背景が表示されない問題が修正されました。
- iOSのアプリで接続したセッションをログオフする時、アプリ自体がクラッシュすることがある問題が修正されました。
AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.0.39526(Android版)¶
【リリース日:2019/6/12】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.0でAndroid 8.xおよび9.0をサポート開始
- Ericom Connect の管理コンソールの設定で、モバイルクライアント側でアクセス時のパスワード保存を禁止する設定の追加
- 下部のツールバーに「上」矢印が追加されメニューボタンがないデバイスにツールバーを表示できるようになりました。
- AccessToGoからEricom社デモサイトへの接続設定が削除されました。
- VMware Viewへの接続サポートを終了しました。
- Ericom Connect Mobile Client 9.2.0ではAndroid5.xがサポート対象外となりました。
警告
Android5.xにAccessToGo/Ericom Connect Mobile Client 9.2.0.39526をインストールするとアプリが起動しないため、インストールしないでください。
修正点¶
- リモートからローカルへのオーディオがリダイレクトされないケースがある問題に対して対応しました。
- 接続中などのメッセージ等がリフレッシュされないケースに対して対応しました。
- RADIUSのメッセージが重複表示される問題を修正しました。
- Android7において、ソフトウェアキーボードでのPCキーボードとファンクションキーボードの入力時の課題に対応
Ericom Connect 9.0.0.32462¶
【リリース日:2019/2/1】
新機能¶
[管理ツール]
- RADIUS の使用条件値として「Username」が追加されました。
- レポート「当月/前月のネームドユーザー」(Named Users Current/Previous month)が追加されました。
[その他]
- WoLのサポートが開始されました。
- ConnectサーバとSCVMM2016の連携がサポート開始されました。
- Windows Server 2019がEricom Connect Server 9.0からサポートされました。
- Windows 2008 32bitにインストール可能なRemoteAgent Type2(.Net 3.5版)がリリースされました。
- Windows Server 2016がEricom Analyticsでサポートされました。
- Windows 10 SAC 1809がAccessPad及びBlaze Client9.0からサポートされました。
- AccessPad/Blaze Client(Windows)クライアントは、接続元端末の解像度に合うよう拡張機能が追加されました。これにより、異なる解像度のクライアント端末を利用していても適切な画面表示が可能となります。
- AccessPad/Blaze(Windows)クライアントは、最後に利用したウィンドウ位置を記憶します。例えばマルチモニタ利用時、モニタ1で公開アプリケーションを終了した場合、再アクセス時には同じくモニタ1上に表示されます。
- Microsoft SQL Server 2017 がEricom Connect 9.0でサポートされました。
[ConnectCLI]
- ConnectCLI: ConnectCli activeDirectoriesRecovery が追加されました。
- ConnectCLI: ConnectCli setDatabaseConnectionRecovery が拡張されました。
- PowerShell: Connectサーバ9.0インストールフォルダ配下のEricom Connect Configuration Toolフォルダ内に、EricomConnect.ps1、host-info.ps1、LaunchApp.ps1が追加されました。
修正点¶
- AccessPortalやAccessNowでSSOするためのサンプルソースが更新されました。
- Connectサーバ9.0では、組み込まれているGigaSpaces社のグリッドサービスがバージョンアップされました。これにより、Connectサーバの安定性が向上しています。
- ActiveDirectoryの配布グループがConnectサーバ9.0では利用できなくなりました。
- ※配布グループはConnect管理コンソール上で検索されません。セキュリティグループを利用してください。
- Ericom Secure Gateway(ESG)では、TLS 1.0はデフォルト設定が無効に変更されています。TLS 1.0を利用する場合は、ESGの設定変更が必要です。
- IWA SSOは利用できなくなりました。
- EricomRDP接続時、AccessServerをチェックする振る舞いがありましたが改善されました。
AccessPad 9.0.0.32080¶
【リリース日:2018/12/27】
- AccessPad 9.0 は Ericom Connect 8.1以降のシステムに対応しています。
新機能¶
- Windows 10 SAC 1809をサポート
- Windows Server 2019をサポート
修正点¶
- AccessPadにログイン済みの状態であっても、当該クライアントOSのログオフやシャットダウンができる不具合が修正されました。この修正により、AccessPad 8.5以降ではAccessPadログイン済みの状態で当該クライアント端末からのログオフやOSシャットダウン等ができません。これは仕様動作です。
4.1.3. 制限事項および既知の不具合¶
注意
9.3からサポートされるRemoteAgentレス機能に関する制限事項は、APPENDIX「9.6. RemoteAgentレスのご利用」に記載してありますのでそちらをご参照ください。
Connectサーバ¶
管理サーバ¶
- テナント名を100バイト以上に設定すると「回復不能エラー」が発生し、サービス自動再起動が発生するため、テナント名は100バイト以下に設定してください。
- レポート出力する場合に、レポートが5000行以上だとエラーが発生するためレポートの最大出力行数は5000行以下で抑えてください。
- 回復不能なエラーを検知した場合、Gridが自動再起動するようになりました。自動再起動の機能は無効にすることはできません。
- → 回避策として、エラー検知から再起動までの時間を延ばすことで事実上無効化することが可能です。
- Read Only Domain Controller(RODC) の使用はサポートされておりません
- RemoteAgent 9.0 Type1以降のバージョンから、Connectサーバ 8.0/8.1/8.2/8.5への接続は未サポートです。RemoteAgent 9.0 Type1以降のバージョンを利用する場合は、Connectサーバも9.0以降をご利用ください。
- RemoteAgent 9.0 Type2以降を利用する場合は、Connectサーバは8.5以降である必要があります。
- Connectサーバが複数台構成の環境でmirror-serviceを保持している方のノードが停止した場合、残存ノード側でmirror-serviceが再作成されますが、再作成が完了するまでの間、数分間はConnectに対する新規接続が不能になります。これは仕様となります。
- オンプレミス環境にConnectサーバを構築し、Azure Active Directory Domain Services(AD DS)をドメインとする構成はサポートされません。
- Ericom ConnectとV-FRONTを連携している場合にログインユーザのパスワード期限切れが発生していると、Ericom Connect側で当該ユーザのパスワード変更はでないためログインができなくなります。Ericom Connect以外の方法で当該ユーザのパスワードをリセット(変更)いただく必要がございます。
- EricomRDPを使用した場合、セッションシェアリングが利用できません。
- RemoteAgent Type1 32bitは今後Ericom社からリリースされません。(Type2は引き続きリリースされます。)引き続きRemoteAgent Type1 32bitを利用する場合は、旧バージョンの該当モジュールをご利用ください。
- Azure Application Gateway のサポートは、AccessPortal/AccessNow(Web ベース)インターフェイスでのみ利用できます。
- SCVMM 2016と連携しているシステムグループにおいて、シャットダウン状態のVDIに対する動的非永続割り当てが機能しません。
- ScrewDriversを利用している場合、Blaze接続(Microsoftシームレス、Ericomシームレス)を行うとScrewDriversによるプリンタリダイレクトに失敗することがあります。回避策として、EricomRDPをご利用ください。
- 管理コンソール上で設定した「レポート実行時のSQLクエリタイムアウト(秒)」がクエリ実行時に反映されておらず、データベース上のデータ件数が増加してクエリの実行に時間を要するようになるとタイムアウトが発生しレポートが表示できなくなる場合があります、この問題への回避策はありません。尚、この問題は9.2で修正されています。
AccessPortal(AccessNow)¶
入力関係¶
- [Windows]キーとのコンビネーションキー(例:[Windows]+[E]でエクスプローラが開くなど)は利用できません。
- コンビネーションキー[Sift]+[ひらがな/ローマ字/カタカナ]が効きません(何も起きない)。
- Firefoxでかな入力で[ろ]を入力すると[ー]が入力されます。
- → Shiftキーを押しながら、[ろ]を入力すると[ろ]が入力可能です。
- IE11において、[Alt}+[Ctrl]+[Break]が有効になりません。
- IE11において、[Alt]+[Home]を押下すると、ローカル側の「ページを移動しますか」ダイアログも表示されます。
- 英語キーボードで既に入力して改行した上部文字列にカーソルを移動するとバックスペースが使えず文字を削除できないケースがあります。(日本語キーボードは正常)
- macOS において [F12],[F13],[F14]キーが有効でありません。
- macOSのGoogle Chrome使用時に、[英数]/[かな]キーが効きません。(Safariでは可能です)
- macOSにおいてに[Command]キーとのコンビネーションキーは使用できません。(例:[Command]+[C]でコピーなど)
- macOSにおいてにテンキーで[,]入力すると、かな入力の場合は[ね]が入力されます。ローマ字入力の場合は[、]が入力されます。
- macOSにおいて半角英数入力時に「\(バックスラッシュ)」を打つと「_」が入力されますが、macOS上のローカルでも同様に入力されるためEricom側の不具合ではありません。
- macOSにおいてローマ字入力時に[n]を入力すると Macローカルでは[ん]と入力されるが AccessNow(AccessPortal) では[n]と入力されます。
- iOSおよびAndroidにおいて、AccessNowでのBluetoothキーボードの利用はサポートされていません。
- iOSおよびAndroidにおいて3本指のジェスチャー(左右矢印キー)が正常に使用できないケースがあります。
- Androidのソフトウェアキーボードの矢印キーが効きません。
- ChromeOSにおいてかな入力はサポートされません。
- ChromeOSにおいて[Ctrl]+[^](ズームイン)が利用できません。
- → 代替策として[Ctrl]+[+]が利用可能です
- ChromeOSにおいて[Ctrl]+[0](ズームリセット)が利用できません。
- → 代替策はありません
- ChromeOSにおいて[Ctrl]+[-](ズームアウト)が利用できません。
- → 代替策はありません
- Windows10 Edge(Chromium版ではないもの)からAccessNow接続後、日本語が正しく入力できない場合があります。Chromium版Edgeでは問題ありません。Edge(Chromium版ではないもの)以外のブラウザをご利用ください。
- CapsLock Onと日本語入力 On(IMEの表示が「あ」)の状況下で、文字入力が期待した結果となりません。すべて大文字アルファ別途で固定入力されてしまいます。この問題は次期バージョンで修正される予定です。
リダイレクト・印刷関係¶
- ダイレクトプリントはIE11でのみ機能します。それ以外では、PDFか印刷プレビューが表示されます。
- Windows8.1の場合、Firefoxで印刷がうまくいかないケースがあります。
- プリンタ名に特殊文字を利用している場合はAccessNowプリンタが利用できない場合があります。
- アップロードする際にファイル名を変更すると拡張子がつかない場合があります。
- → アップロード時にファイル名を変更したい場合は、拡張子まで必ず入力ください。
- IE11及びSafariにおいて、リモートの音声をローカルで再生することができません。
- IE11において、[Ctrl]+[P]を押下すると、ローカル側の印刷ダイアログも表示されます。
- Microsoft Edgeにおいて音声再生の品質が悪い場合があります。
- ご利用のChromeのバージョンによっては、AccessNow画面の表示が崩れる事象が報告されています。本事象はChromeの「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」を無効とすることで改善されることがありますので、同設定の変更をご検討ください。
- AccessNow接続中のファイル転送設定を無効にしている場合でも、Chromeブラウザ等からのファイルのドラッグアンドドロップではファイル転送できてしまう場合があります。回避策として、APPENDX「ファイル転送設定の補足」の手順を実施してください。
- Chromeと新Edge(Chromium版)において、ダイレクトプリント設定がtrueの場合、印刷時に画面左上に印刷プレビュー画面が表示される事象が確認されています。この事象についてはEricom社調査中となります。当面、下記いずれかの方法で事象回避をご検討ください。
- ダイレクトプリント設定をfalseとする
- ダイレクトプリント設定はtrueのまま、config.jsの「printToNewTab」の設定を「true」とする
- AccessNow印刷は基本的に印刷物を別タブで開く動作となりますので、ブラウザのポップアップをブロックする設定は無効としてください。ポップアップをブロックする設定が有効である場合、別タブで印刷物を正しく表示できずに印刷に失敗することがあります。
- AccessServerサービス再起動後、初めてAccessNow接続したユーザーが印刷を実行した時、その接続が切断および再接続され印刷処理が実行されない事象が発生します。この問題は現在Ericom社にて調査中となります。発生したユーザーにおいては、再接続後に再度印刷を実行することで印刷が可能です。また、この事象はAccessServerサービス再起動後、2人目以降がAccessNow接続したユーザーでは発生しないため、AccessServerサービスの再起動後に任意のユーザーで一度AccessNow接続を行うなど、必要に応じて回避策をご検討ください。
- AccessNow印刷においては、基本的にA4サイズのみサポートとなります。A4サイズ以外でも印刷できますが、印字位置がずれるなどの問題に対する製品側の修正は行なえません。
- IE11や(Chromium版ではない)EdgeからAccessNow接続して印刷を行う場合、印刷対象がIE11上でPDF化されますが、印刷ボタンが機能しなかったり、「Adobe PDF 文書」のエラーが表示されることがあります。これはWindowsOS側の問題の可能性が高く、Ericom製品を使用せずとも発生する場合があります。この問題は、IE11のアドオンとして登録されている「Adobe PDF Reader」を無効化すること回避可能です。当該アドオンを無効化することで、印刷対象のPDFがIE11上ではなく、ローカルにインストールされているAdobe PDF Reader上で開かれますので、ローカルのAdobe PDF Reader上で印刷を実施してください。
- UPDを使用した印刷において過去の印刷物が再度印刷されてしまう事があります。この問題は、9.4以降で修正されているため9.4以降へのバージョンアップをご検討ください。
- Blaze接続やAccessNow接続において、HP汎用ドライバを利用しており印刷が遅い場合は、Lexmarkのご利用をご検討ください。
- ※ Lexmarkは、Ericom製品バージョン8.5以降で利用可能です。
その他¶
- 端末のコンピュータ名が日本語(ダブルバイト)になっている場合、AccessPad等による接続時に下記エラーが発生するため、PC名はシングルバイトで設定ください。
Unable to connect to sca.sumple.com Ericom Secure Gateway error (4) WebSocket negotiation with host failed.
AccessNow接続において、右クリックメニューからコピー&ペーストが効かない場合があります。この動作については、現在Ericom社へエスカレーション中です。事象が発生する場合は、Ctrl+C/Vをご利用ください。
アプリケーションを閉じても接続先サーバ上から当該ユーザのセッションが切断で残る場合は、Windows側のタイムアウトのポリシーなどを利用し、切断セッションのログオフをご検討ください。
下記条件でEricom製品をご利用の場合、Windows Server 2019以降へのリモート接続時に下記エラーメッセージが表示され、1時間でセッションのタイムアウトが発生いたします。こちらはMicrosoft社製品側の仕様動作となります。
- 【エラーメッセージ】
- リモートデスクトップライセンスの問題リモートデスクトップライセンスに問題があるため、このセッションは60分後に切断されます。システム管理者に問い合わせて、この問題を修正してください。
- 【発生条件】
- Windows Server 2019以降で、ワークグループとして構成している環境へのリモート接続であること。
- RDS CALを接続ユーザタイプで構成していること。
- 【対処方法】
Ericom製品側でこの事象を回避することはできません。下記いずれかの対処方法をご検討ください。
- RDS CALのタイプ変更
RDS CALを接続デバイスタイプへ変更することでこの事象を回避することは可能です。 ただし、AccessNow接続においては、接続デバイスタイプは非推奨となっておりますので、この点ご留意ください。
- サーバーのドメイン参加
接続先RDSサーバーをドメイン参加させ、ドメインユーザーとして接続させることにより、この問題を回避可能です。
- Microsft EdgeのIEモードで接続すると下記問題が発生するため、基本的にIEモードでのご利用はサポートされません。
- Microsft EdgeのIEモードでEricomRDPを使用した場合、左サイドメニューの縦三点リーダーが機能しなくなる場合があります。
- Microsft EdgeのIEモードでEricomRDPを使用した場合、ある状況下ではすべてのメニューが動作しなくなり、アプリケーションを起動することができなくなる場合があります。
AccessPad(Blaze、EricomRDP)¶
入力関係¶
- [英数]キーが効きません。
- Ubuntu において[ひらかな/ローマ字/カタカナ]キーと[英数]キーが有効になりません。
- Windows 10で[Ctrl]+[Alt]+[End]のコンビネーションキーが効きません。
- → 代替策としてErciomRDP利用時に上記コンビネーションキーは対応可能です。
- EricomRDP利用時に、文字入力変換確定後に再変換候補を出力させるために、[変換]キーを押しても、再変換候補が出力されません。
リダイレクト・印刷関係¶
- プリンタリダイレクトを利用する場合、クライアントは7.6.1以降のバージョンを使用してください。
- プリンタリダイレクトを[汎用]で利用する場合、クライアントPCにAcrobat Reader DCを導入してください。また、事前にAdobe Reader DCを1度起動し、ライセンス規約に「同意する」ボタンを押下しておく必要があります。
- EricomRDPでは、DynamicDrivesが機能しません。この問題は、現在Ericom社へエスカレーション中です。
- プリンタリダイレクトを[汎用]で利用する場合、Ericom Connectのプリンタ構成にて「高度なPDF印刷コマンド」に「-shell」の設定を行って下さい。
- EricomRDPを利用した場合、タイムゾーンのリダイレクトは常に有効です。無効にすることはできません。
- AccessPad8.0/8.1/8.2からConnectサーバ9.0以降へのEricomRDP接続時、Ericomのフォルダリダイレクト機能が効きません。最新のAccessPadへバージョンアップをお願いします。
- 以下3つ全ての条件で利用しているケースでは、公開アプリケーションが起動できない場合があります。
- 接続元端末側でマルチモニタを使用している
- Microsoftシームレスモードを使用している
- 接続先RDSサーバがWindows Server 2019である
- UPDを使用した印刷において過去の印刷物が再度印刷されてしまう事があります。この問題は、9.4以降で修正されているため9.4以降へのバージョンアップをご検討ください。
- Blaze接続やAccessNow接続において、HP汎用ドライバを利用しており印刷が遅い場合は、Lexmarkのご利用をご検討ください。
- ※ Lexmarkは、Ericom製品バージョン8.5以降で利用可能です。
アプリケーションウインドウ関係¶
- フルスクリーンモードの間、セッションが終了すると、最小化機能と最大化機能が機能しなくなる ことがあります。
- →アプリケーションを再起動して、ウィンドウサイズを調整します。
- Blaze セッションが最小化されると、復元できないことがあります。
- →アプリケーションを終了し、再起動してセッションに再接続します。
- シームレスなアプリケーションウィンドウをドラッグするとスムーズに機能しないことがあります。 ウィンドウのドラッグ操作が完了するまで黒色の空白領域が表示されます 。
- Ericom Connect 8.0 でサポートを開始した EricomRDP は Ericom Blaze の単体利用ではサポートされておりません。
- Windows Server 2008 R2上でAccessPad(Blazeクライアント)を利用した場合、Alt+Tabでウィンドウを切り替えたあと、公開アプリケーションへの最初の文字が欠落する問題があります。
- Blaze Client for Linux ではフルスクリーンで起動したセッションをリサイズした場合、再びフルスクリーンに戻すことができません。一度セッションを切断し、再接続してください。
- マルチディスプレイ利用時は、全てのディスプレイの拡大・縮小の倍率は同一でご利用ください。(Windows10の場合、「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」の設定を複数のディスプレイで同じ設定でご利用ください。)倍率が異なる場合、正しく公開アプリケーションの表示がされない場合があります。
- Ericomシームレスモードを使用している場合、IMEバーは公開アプリケーションの枠内のみ描画される動作となりました。
- AccessPadから公開アプリケーションを起動する時、2つ目に起動したアプリケーションがアクティブにならない(背面に隠れる)事象が一部修正されましたが、Blaze接続Microsoftシームレスを利用する場合は発生することがあります。
- Ericomシームレスモードで公開アプリへBlaze接続した時、公開アプリの周囲に黒枠が付く場合があります。これは仕様動作です。
- →MicrosoftシームレスモードまたはEricomRDP接続をご利用ください。
- Windows10端末からAccessPadで公開デスクトップへEricomRDP接続後、画面をリサイズすると再接続処理が走ることがあります。
- →将来のバージョンで修正予定です。
- AccessPad8.0/8.1からConnectサーバ9.0へのEricomRDP接続ができません。最新のAccessPadへバージョンアップをお願いします。
- Blaze接続でリモートの全画面プリントスクリーンを取得する場合は、「Ctrl+PrtSC」とする必要があります。
- AccessPad8.2以下のバージョンからEricom Secure Gateway(ESG)を経由したConnectサーバ9.2以降へのEricomRDP接続ができません。最新のAccessPadへバージョンアップをご検討ください。
- EricomRDP接続で公開アプリケーションを起動した時、リモート側のIMEは表示されません。
- EricomRDP接続時、スマートリサイズが機能しないことがあります。
- AccessPad経由で公開アプリが既に実行されている状態でのモニタの接続・取り外しについてはサポートしていないため、公開アプリが想定されない状態(ウィンドウ縮小化、ハングアンプ等)になります。想定と異なる動作となった際の回避策は、一度公開アプリを終了し再度起動するようお願いします。
その他¶
- 新しいバージョンのAccessPadから旧バージョンのConnectへ接続して起動した公開アプリケーションを終了した時、RDSサーバ側のセッションが切断で残ることがあります。Windowsポリシーによる切断セッションのログオフをご利用いただくか、新しいConnectサーバへのバージョンアップをご検討ください。
- 端末のコンピュータ名が日本語(ダブルバイト)になっている場合、AccessPad等による接続時に下記エラーが発生するため、PC名はシングルバイトで設定ください。
- Unable to connect to sca.sumple.com Ericom Secure Gateway error (4) WebSocket negotiation with host failed.
Mobile Client(AccessToGo)¶
入力関係¶
- ソフトウェアキーボードの[undo]と[redo]がボタン効かない場合があります。
- iOSでBluetoothキーボードを利用する場合、英語配列のみがサポートされます。
- AndroidにおいてはBluetoothキーボードの利用はサポートされていません。
- iOSでBluetoothキーボード利用時に「Alt+Tab」のコンビネーションキーでリモートのアプリケーションの切り替えをすると、最後に起動した2つのアプリケーションしか切り替えることができません。
- iPhoneにてVGA出力コネクターを接続後に、モバイルクライアントを利用開始すると画面の一部しか表示されません。
- → 回避策として、モバイルクライアントを起動後にVGA出力コネクターをiPhoneに接続してください。
- リモートのWindows8.1もしくはWindows10のIMEで自動変換候補が表示されている時に、表示されている候補を選択して確定すると確定文字の後ろに入力した文字が追加されます。
- iOS10以降とiPadOSにおいて、BluetoothキーボードやSmart Keyboardを利用した場合に、iOS側の変換候補が表示されません。
- → モバイルクライアント利用時の文字入力には、iOSのIMEを利用せず、リモートのWindows 側のIMEを利用してください。
- BluetoothキーボードやSmart Keyboardを利用している場合、「英数」「かな」入力の切り替えはキーボード上のキーではなく、「Control+Space」等のショートカットキーをご利用ください。JIS配列のキーボードの「英数」「かな」キーでは正しく切り替えができません。
- バックスラッシュが利用可能なシステムでは、円記号ではなくバックスラッシュをご利用ください。円記号は利用できない場合があります。
リダイレクト・印刷関係¶
- iOSやAndroidではローカルドライブのリダイレクトはできません。
アプリケーションウインドウ関係¶
- iOSやAndroidではアプリ公開の設定時はEXEファイルの指定のみが可能です。(バッチファイル、URL、ドキュメントは使用できません。)
AccessServerとの互換性¶
- AccessToGoおよびEricom Blaze Mobile Client 7.6.1とAccess Server 3.2を組合わせて利用する 場合に、Access Server が異常終了する場合があります。その場合は、Access Server 3.4以上にバージョンアップしてご利用ください。
- AccessToGo 9.2.0からAccess Server 7.3以下のバージョンに接続するとアプリを起動するとセッションの切断と再接続が繰りかえされ、アプリが利用できない事象が発生します。
- → 以下いずれかの回避策で対応をお願いします。
- アプリプロパティを変更し Blaze利用をOffにする
- Access Serverのバージョンを 7.3以上にバージョンアップする
その他¶
- Andoroid/iOSともに、端末のサイズが5.5インチ未満の場合とメモリが320MBの場合、以下のメッセージが出力されます。
「警告:デバイスのRAMが320MB未満ではアプリケーション予期せず終了したり遅くなる場合があります」
- iOSおよびiPadOS 16.xにおいて、AccessToGoなどEricomのモバイルアプリを利用する場合、下記事象が発生します。
- <事象>
- デバイスが横向きの場合、Ericomモバイルアプリの表示画面が最適化されない。(画面右側が黒塗り状態となる。)
- Ericomモバイルアプリからリモートサーバへ接続し、アプリのメニューが表示されている状態において、デバイスの向きを変更すると一部のメニューが表示されない。
これらの問題についてはEricom社へ確認中となります。回避策として、以下ご検討ください。
- <回避策>
- iOS、iPadOS 15.xのままご利用いただく。
- デバイスを常時縦向きのままご利用いただく。(常時縦向きでのご利用であれば、上記事象は発生しないことを確認しております。)