5.7. プリンタリダイレクト手順¶
公開アプリケーションやVDI上の印刷物を、クライアントPCのプリンタドライバから印刷する手順を記載します。
5.7.1. AccessPortalの場合¶
AccessPortalの場合はクライアントPCのプリンタは、公開アプリケーションの印刷メニューのプリンタ一覧にはリダイレクトされませんが、 一度ローカルPC上のPDFに出力することで、クライアントPCのプリンタドライバから印刷することが可能です。 PDFに出力する方法は以下の設定方法をご参照ください。
設定方法¶
- モジュールフォルダの「win8.1_2012R2用PSプリンタドライバ」フォルダにある HP Universal Postscript(PS)Printing Driver をアプリケーション/デスクトップを公開しているサーバにインストールしてください。インストールモードは[ダイナミックモード]を選択してください。
注意
Windows 2012 R2、Windows 8.1にはPrinterのリダイレクトをサポートする上で必要とされるビルトインのドライバが含まれていないため、 HP Universal Postscript(PS)Printing Driverをサーバ側にインストールする必要がございます。
Windows Server 2008 R2をご利用の場合はインストールの必要はありません
インストールされましたら、Connectの管理コンソールに接続し以下の設定を行ってください。
[設定]-[デフォルト]-[詳細]タブを開き、「プリンタ構成」のセクションを参照します。
- 「プリンタのリダイレクトモード」 :「汎用」
- 「HP汎用ドライバーモードを有効化」 :「はい」
- ※Windows Server 2008 R2をご利用の場合は「いいえ」
上記2点の設定を行い、「保存」をクリックします。
アプリケーションを起動して印刷画面を開き、「Ericom AccessNow Printer」を選択し「印刷」をクリックします。
PDF出力準備ができた旨を知らせるメッセージが表示されますので、「表示」をクリックします。
PDFに出力されましたら、印刷ボタンをクリックし、任意のプリンタドライバから印刷してください。
5.7.2. AccessPadの場合¶
AccessPadの場合はクライアントPCのプリンタドライバを印刷画面でリダイレクトさせることが可能です。 設定方法をは以下をご参照ください。
設定方法¶
1. 本モジュールの「win8.1_2012R2用PSプリンタドライバ」フォルダにある、HP Universal Postscript(PS)Printing Driver をアプリケーション/デスクトップを公開しているサーバにインストールしてください。
注意
Windows 2012 R2、Windows 8.1にはPrinterのリダイレクトをサポートする上で必要とされるビルトインのドライバが含まれていないため、 HP Universal Postscript(PS)Printing Driverをサーバ側にインストールする必要がございます。
Windows Server 2008 R2をご利用の場合はインストールの必要はありません
2.Connectの管理コンソールに接続し以下の設定を行ってください。
[設定]-[デフォルト]-[詳細]タブを開き、「プリンタ構成」のセクションを参照します。
- 「プリンタのリダイトモード」 :「汎用」
- 「HP汎用ドライバーモードを有効化」 :「はい」
- ※Windows Server 2008 R2をご利用の場合は「いいえ」
- 「PS2PDFを有効化」 :「いいえ」
- 「高度なPDF印刷コマンド」 :「-shell」(※1)
上記4点を設定し、「保存」をクリックします。
Tips
(※1)は、文字化け防止のため、クライアントPCでPDFに変換してから印刷する設定です。本機能利用のため、クライアントにAdobe Acrobat Readerがインストールされている必要があります。
注意
Adobe Acrobat Readerをはじめてインストールした場合は、インストール後一度起動し、ライセンス規約に「同意する」ボタンを押下する必要がありますのでご注意ください。
3. AccessPadからアプリケーションを起動して印刷画面を 開き、リダイレクトされているクライアントのプリンタドライバを選択し、印刷して下さい。
注意
クライアントPCのプリンタドライバが多い場合は、全てリダイレクトされるまでに時間を要する場合がございます。ドライバがリダイレクトされない場合は、暫くお待ちください。