9.3.1. Ericom Connect 7.5.x 以前での手順

EricomConnect 7.5.x 以前のバージョンをご利用のお客様において、SQL Serverに蓄積されるログデータを削除するには、 SQL Server Management Studio等でSQL Serverに接続し、以下いずれかのSQL文を実行してください。

  • Priorityが2以下の優先度の低いログを全て削除する

    実行するコマンド:

    Delete from MessageLog where Priority <= 2

  • Priorityが2以下の指定した日付より以前のログを削除する

    実行するコマンド:

    Delete from MessageLog where priority <=2 and ClientMessageCreationTime < ’xxxx-xx-xx’;

    2018年1月1日を指定する場合の実行例)

    Delete from MessageLog where priority <=2 and ClientMessageCreationTime < ’2018-01-01’;

なお、Priority(優先度)に関する説明は下記の通りです。

Priority(優先度) 説明
0 Verbose(詳細)
1 Debugging(デバッグ)
2 Information(情報)
3 Warning(警告)
4 Error(エラー)
5 reporting
6 critical
7 audit

以下はSQL Server Management Studioから不要なログを削除する手順となります。

  1. SQL Server Management Studioを起動、権限のあるユーザでログインします。
connect75-01
  1. 表示されている[オブジェクト エクスプローラー]上にて、[データベース]の[+]をクリックし展開します。
connect75-02
  1. Ericom Connectが使用しているデータベースを選択し、右クリックします。表示されたメニューにある[新しいクエリ(Q)]をクリックします。
connect75-03
  1. ウィンドウ右側にテキストエリアが開くので、上記にて記載のDelete文を入力し、画面上部の「実行(X)」ボタンをクリックします。
connect75-04
  1. テキストエリアの下に実行結果の内容が表示されます。
connect75-05
  1. データベース容量の確認は、SQL Server Management Studioを利用してご確認いただけます。4. で表示されているテキストエリアにて、exec sp_spaceused; と入力し「実行(X)」ボタンをクリックします。
connect75-06