3. システム要件

3.1. Ericom Connect

注意

Ericom製品としてはWindows Server 2012 R2においてESU(拡張セキュリティ更新プログラム)は未サポートとなります。そのため、Windows Server 2012 R2 はMicrosoft社の延長サポート期限である2023年10月10日をもってサポート終了となります。

3.1.1. サーバ要件

Ericom Connect サーバ [2]
A) SQL Serverが同一サーバにインストールされる場合の推奨
OS [1]:
Windows Server 2022
Windows Server 2019 [4]
Windows Server 2016 [4]
Windows Server 2012 R2
CPU:8 Core 以上
メモリ:16 GB 以上
HDD:80 GB 以上
B) SQL Serverが別サーバにインストールされる場合 もしくはSQL Server同居でも最小限の要件
OS [1]:
Windows Server 2022
Windows Server 2019 [4]
Windows Server 2016 [4]
Windows Server 2012 R2
CPU:4 Core 以上
メモリ:8 GB 以上
HDD:80 GB 以上
SQL Server [3]
  • SQL Server 2012, 2014, 2016、2017、2019
  • SQL Express 2012, 2014, 2016、2017、2019
Ericom Connect Secure Gateway
OS [1]:
Windows Server 2022
Windows Server 2019 [4]
Windows Server 2016 [4]
Windows Server 2012 R2
CPU:4 Core 以上
メモリ:8 GB 以上
HDD:80 GB 以上
その他
  • Microsoft Active Directory
  • DNS(ドメインネームサービス)
[1](1, 2, 3) Windows Server 2016は、Ericom Connect 7.6.1までは未サポート。
[2]Ericom Connect Server の導入には .NetFramework 4.6.2以上の事前導入が必要。
[3]SQL Server 2016はEricom Connect 7.6からサポート。SQL Server 2017はEricom Connect 9.0からサポート。
[4](1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9) Windows Server 2016以降とWindows 10の長期サービスチャネルと半期チャネルのサポート対応については、パートナーWebもしくはAWSCの資料検索より対象資料をダウンロードいただき、ご一読ください

警告

リモートデスクトップサーバのリソース要件は稼働アプリケーションにより大きく異なります。 サイジングにおいては必ず実際の利用の要件を鑑みた条件でのPoCを実施するようにお願いいたします。

警告

RemoteAgentレス機能で使用されるRemoteAgent(AccessServer)のリソース要件は、接続先ホスト上の操作内容により大きく異なります。サイジングにおいては必ず実際の利用の要件を鑑みた条件でのPoCを実施するようにお願いいたします。

接続対象マシン [6]
(RDS、VDI、物理マシンなど)
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016 [5] [4]
  • Windows Server 2019 [7] [4]
  • Windows Server 2022
  • Windows 10 [4]
  • Windows 11
対応ハイパーバイザ
(配信する仮想デスクトップの仮想化ホストとして) [8]
  • Microsoft SCVMM 2016

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[5]Windows Server 2016はEricom Connect 7.6よりサポート。
[6]RemortAgent の導入には .NetFramework 4.6.2以上の事前導入が必要。
[7]Windows Server 2019はEricom Connect 9.0よりサポート。
[8]

Ericom Connect ServerとSCVMMが連携することで以下の機能が利用可能です。

  • シャットダウン状態のマシン起動
  • VDIからのログアウト時のVDIシャットダウン機能
  • 利用状況に応じたVDIの自動生成
  • VDIテンプレートやハードウェアプロファイルを使用したVDI作成

3.1.2. クライアント要件

警告

Windowsでタッチインターフェースを有するデバイス
タッチインターフェースの機能を有するデバイスにおいてソフトウェアキーボードでの入力はサポートされません。
ただし、デバイスに元々付属の物理的なキーボード、または、USB等で接続した物理キーボードを利用する場合において、タッチ機能をOS上で無効化して利用いただくことで物理キーボードでの入力はサポート可能です。
タッチ機能を無効化せずとも問題なく利用できる端末もございますが、製品動作サポートの観点ではタッチ機能の無効化状態での利用を動作サポート可とさせていただいております。

AccessPortal(AccessNow)の場合

Microsoft Windows
OS:
  • Windows 10 [16]、11
  • Windows 10 IoT [17]
  • Windows Server 2012R2、2016、2019 [16]、2022
ブラウザ:
  • Internet Explorer 11 [9]
  • Microsoft Edge [10]
  • Google Chrome [11]
  • FireFox [11]
Apple macOS
OS:
  • macOS 10.12, 10.13
ブラウザ:
  • Safari11 以上 (macOS 10.12以上に搭載のSafari)
Apple iOS/iPad OS [12]
OS:
  • iOS 11.x、12.x、13.x、14.x
ブラウザ:
  • Safari11 以上 (iOS 11以上に搭載のSafari)
Google Android [12]
OS:
  • Android 6.x、7.x、8.x、9.0
ブラウザ:
  • Google Chrome [11]
Google ChromeOS [13] [14] [15]
OS:
ブラウザ:
  • Google Chrome [11]
Linux 未サポート
[9]Microsoft社のサポートポリシーに則り、各OSでMicrosoft社がサポート対象とするバージョンのみをサポート
[10]WindowsUpdateを実行した 最新版Windowsで稼働する最新版のEdgeのみをサポート(Chromium版Edgeはバージョン9.2以降でサポート対象となります。)
[11](1, 2, 3, 4, 5) 最新バージョンのみをサポート
[12](1, 2) Bluetoothキーボードは非サポート
[13]Chromebook/Boxは日本で販売されている機種のみサポート
[14]ChromeBoxのキーボードは製品同梱の専用キーボードのみサポート
[15]Chromebookのタッチインターフェースは非サポート
[16](1, 2) Windows Server 2016以降とWindows 10の長期サービスチャネルと半期チャネルのサポート対応については、パートナーWebもしくはAWSCの資料検索より対象資料をダウンロードいただき、ご一読ください。
[17]

Windows10 IoTは各社ベンダによってカスマイズされているケースがあり、そのカスタマイズの影響を受けてEricom製品の動作に問題が生じる可能性がゼロではありません。そのため、Windows10 IoTをご検討のお客様は、可能な限り事前にご利用予定のWindows10 IoTでEricom製品が問題なく利用できるかを十分テストすることをお奨めします。Windows10 IoTにて何かしらの問題と考えられる事象が発生した場合は、IoTではないWindows10でも事象が再現するかご確認ください。Windows10 IoTのみで発生する事象につきましては、サポートの対象外となります。尚、弊社(アシスト)では、以下のWindows10 IoTで動作確認を実施して おります。

<アシスト動作確認端末> HP mt43 Mobile Thin Client

AccessPad(Blaze)の場合

Microsoft Windows [18]
OS:
  • Windows 10 [19]、11
  • Windows 10 IoT [20]
  • Windows 2012R2、2016、2019 [19]、2022
Apple macOS 未サポート
Linux Ubuntu 16.04 LTS、18.04 LTS
[18]EricomRDPの利用時には.NET Framework 4.6.2の事前導入が必要
[19](1, 2) Windows Server 2016以降とWindows 10の長期サービスチャネルと半期チャネルのサポート対応については、パートナーWebもしくはAWSCの資料検索より対象資料をダウンロードいただき、ご一読ください。
[20]

Windows10 IoTは各社ベンダによってカスマイズされているケースがあり、 そのカスタマイズの影響を受けてEricom製品の動作に問題が生じる可能性がゼロではありません。そのため、Windows10 IoTをご検討のお客様は、 可能な限り事前にご利用予定のWindows10 IoTでEricom製品が問題なく利用できるかを十分テストすることをお奨めします。Windows10 IoTにて何かしらの問題と考えられる事象が発生した場合は、IoTではないWindows10でも事象が再現するかご確認ください。Windows10 IoTのみで発生する事象につきましては、サポートの対象外となります。尚、弊社(アシスト)では、以下のWindows10 IoTで動作確認を実施しております。

<アシスト動作確認端末> HP mt43 Mobile Thin Client

モバイルクライアント(AccessToGo)の場合

Apple iOS [21]
OS:
  • iOS 11.x、12.x [23]、13.x、14.x [24]
iPadOS
iPadOS:
Google Android [22]
OS:
  • Android 6.x、7.x、8.x、9.0 [23]
[21]Bluetoothキーボードは英語配列のみサポート
[22]Bluetoothキーボードは非サポート
[23](1, 2) iOS11.xと12.x、およびAndroid7.xは モバイルクライアント(AccessToGo, Ericom Blaze Client, Ericom WebConnect Mobile Client, Ericom Connect Mobile Client)8.1.2以上でのみサポート。Android 8.xおよび9.0はモバイルクライアント(AccessToGo, Ericom Blaze Client, Ericom WebConnect Mobile Client, Ericom Connect Mobile Client)9.2以上でのみサポート
[24](1, 2) iOS13.xとiPadOS13.x および iOS14.xとiPadOS14.xはモバイルクライアント(AccessToGo, Ericom Blaze Client, Ericom WebConnect Mobile Client, Ericom Connect Mobile Client)9.2.1以上でのみサポート