プロファイルをNFSサーバで共有する構成でのインストール

IVEXダブルブラウザLinuxのインストール (1台目)

  1. ダブルブラウザLinuxのインストールモジュールをLinuxサーバ上の任意の場所にコピーして、展開します。
white
$ tar zxvf IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.tar.gz
  1. 展開されたインストーラを実行します。
white
$ sudo ./IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.installer install-with-nfs
  1. インストールの途中で、どのIPアドレスを利用するか選択する画面が表示されます。
    IVEXダブルブラウザLinuxでプロファイルの同期に利用するIPアドレスを番号で指定して下さい。
white
どのIPを利用しますか?
1: 192.168.***.***

番号で指定してください: 1
192.168.***.*** を設定しました。

Tips

設定したIPアドスを変更する場合、/opt/IVEX/WBrowser/ip.conf を修正します。

参考

IVEXダブルブラウザLinuxでクライアントからの接続と、Ericom Connect との通信に利用されるIPアドレスはベースOSの一番若いNICのアドレスです。

  1. NFSサーバをマウントするために、一度サービスを停止します。

white

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser stop
  1. /etc/fstab に例示のように NFS サーバをマウントする設定を追記し、NFSサーバをマウントします。

white

$ sudo vi /etc/fstab

        設定例:「192.168.0.100:/exports」部分は環境に合わせて変更してください。

        192.168.0.100:/exports /var/opt/IVEX/WBrowser/home/ nfs nfsvers=3,rw,sync,hard,intr 0 0

$ sudo mount /var/opt/IVEX/WBrowser/home/

注意

NFSv4には対応していません。v3でマウントしてください。

  1. サービスを再開します。

white

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser start

この後の手順は標準的なインストールと同様となります。
  1. LinuxサーバをConnect管理用のADサーバへ登録します。
    登録完了後、サーバを再起動します。

white

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ad-adddomain <administrator@yourdomain.local>
$ sudo shutdown –r now
  1. 再起動後、Ericom ConnectへLinuxマシンを登録する設定を行います。
white
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ericom-connect <ConnectサーバのIPアドレス>

Tips

「/usr/local/bin/WBrowser ericom-connect」コマンドでエラーが発生した場合、一度下記コマンドで切断してから、再度接続を試みて下さい。

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ericom-disconnect

Disconnecting from grid.
Will this system be reconnected to the same Tenant in the future? (y/n) n
※「n」で応答してください。
  1. Conncet管理コンソールへログインし、[システム] - [ホスト] の画面を開きます。
    サーバステータス一覧の中に、新規登録したLinuxサーバが追加登録されます。登録されたLinuxサーバの「Access Server」と「Remote Agent」が、それぞれ「OK」、「実行中」と表示されていることをご確認下さい。
white
ivex-normal-1

IVEXダブルブラウザLinuxサーバの追加 (2台目以降)

  1. 1台目と同じ手順で、IVEXダブルブラウザLinuxを新規インストールします。