KVM構成でのインストール

IVEXダブルブラウザLinuxのインストール (1台目)

  1. ダブルブラウザLinuxのインストールモジュールをLinuxサーバ上の任意の場所にコピーして、展開します。
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$ tar zxvf IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.tar.gz
  1. 展開されたインストーラを実行します。
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$ sudo ./IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.installer
  1. インストールの途中で、KVMの利用を確認するメッセージが表示されます。
    [yes] と入力しKVMでのセットアップを進めてください。
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メーカーにてKVMを使用しないセットアップが
出荷時にテストされていないカーネルです。
KVMセットアップを行いますか? [yes/no] yes
この環境のカーネル(4.4以前)でご利用の場合には、KVM(仮想環境)のご利用が必要です。
KVMをセットアップしてよろしいでしょうか? [yes/no] yes
  1. KVMのセットアップが完了すると、下記のようなメッセージが表示され、ゲストへの設定とインストールを指示されます。
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IVEXダブルブラウザLinux用のマシンが準備されました。

★ 最初に、KVM環境のコンソールへ接続し、nmtui コマンド等で、
ホスト名、IPアドレス、参照先DNS の設定をしてください。

KVM環境のコンソールへの接続
$ sudo /usr/local/bin/WBrowser kvm-console

初期アカウント「user」パスワード「user」でログインできます。

ホスト名、IPアドレス、参照先DNS の設定後、ログインしたディレクトリにて
インストールを続けてください。

$ sudo ./IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.installer
  1. 指示に従い、KVMのコンソールへ接続し、user アカウントでログインします。
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$ sudo /usr/local/bin/WBrowser kvm-console

IVEXダブルブラウザLinux用の仮想マシンのコンソールに接続します。
接続後に何も表示されない場合にはEnterキーを押してください。
初期アカウント「user」パスワード「user」でログインできます。
エスケープ文字(Ctrl を押しながら ] を押す)で切断できます。

ドメイン WBrowser に接続しました
エスケープ文字は ^] です

CentOS Linux 7 (Core)
Kernel 3.10.0-693.el7.x86_64 on an x86_64

wbrowser01 login: user
パスワード:
  1. 事前作業 を参考に、ゲストのホスト名、DNSサーバ設定、を行います。
  1. 続いて、IPアドレスの設定を行います。
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$ sudo nmcli c m eth0 ipv4.method manual
$ sudo nmcli c m eth0 ipv6.method ignore
$ sudo nmcli c m eth0 ipv4.addresses 192.168.***.***/24
$ sudo nmcli c m eth0 ipv4.gateway 192.168.***.***
$ sudo systemctl restart network
$ sudo systemctl restart NetworkManager
  1. IPv6を無効にするため、下記設定を実施してください。
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$ sudo vi /etc/sysctl.conf

        <下記を追記>
        net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
        net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

$ sudo sysctl -p

以降、ゲストに設定したIPアドレスに対してSSHで接続して作業していただくことも可能です。
また、この後の手順は標準的なインストールと同様となります。
  1. userのホームディレクトリに展開されたインストーラを実行します。
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$ cd ~
$ sudo ./IVEX-WBrowser-Linux-2.3.0.installer
  1. インストールの途中で、どのIPアドレスを利用するか選択する画面が表示されます。
    IVEXダブルブラウザLinuxでプロファイルの同期に利用するIPアドレスを番号で指定して下さい。
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どのIPを利用しますか?
1: 192.168.***.***

番号で指定してください: 1
192.168.***.*** を設定しました。

Tips

設定したIPアドスを変更する場合、/opt/IVEX/WBrowser/ip.conf を修正します。
複数台構成の場合、その他にもrsyncの設定ファイルを変更する必要があります。詳しくはサポートまでお問い合わせください。

参考

IVEXダブルブラウザLinuxでクライアントからの接続と、Ericom Connect との通信に利用されるIPアドレスはベースOSの一番若いNICのアドレスです。

  1. LinuxサーバをConnect管理用のADサーバへ登録します。
    登録完了後、サーバを再起動します。

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$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ad-adddomain <administrator@yourdomain.local>
$ sudo shutdown –r now
  1. 再起動後、Ericom ConnectへLinuxマシンを登録する設定を行います。
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$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ericom-connect <ConnectサーバのIPアドレス>

Tips

「/usr/local/bin/WBrowser ericom-connect」コマンドでエラーが発生した場合、一度下記コマンドで切断してから、再度接続を試みて下さい。

$ sudo /usr/local/bin/WBrowser ericom-disconnect

Disconnecting from grid.
Will this system be reconnected to the same Tenant in the future? (y/n) n
※「n」で応答してください。
  1. Conncet管理コンソールへログインし、[システム] - [ホスト] の画面を開きます。
    サーバステータス一覧の中に、新規登録したLinuxサーバが追加登録されます。登録されたLinuxサーバの「Access Server」と「Remote Agent」が、それぞれ「OK」、「実行中」と表示されていることをご確認下さい。
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ivex-normal-1

IVEXダブルブラウザLinuxサーバの追加 (2台目以降)

  1. 1台目と同じ手順で、IVEXダブルブラウザLinuxを新規インストールします。
  1. 2台目のLinuxサーバ上で、既存のグループへ参加するコマンドを実行します。
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$ sudo /usr/local/bin/WBrowser jointo <1台目のIPアドレス>

Tips

3台目以降はグループ化されているサーバであれば、どのサーバのIPアドレスを指定しても結構です。