5.1. Ericom Connect リリースノート

注意

ダブルブラウザソリューションではAccessPortal(AccessNow)での利用はサポートしていません。ダブルブラウザ連携キットをご利用ください。

5.1.1. パッケージング

■ ダブルブラウザ用 Ericom Connect に含まれているコンポーネントのバージョン
(パッケージ番号:ecn_7610001)
コンポーネント バージョン
Ericom Connect Server 7.6.1
Remote Agent 7.6.1

注意

当パッケージのダウンロードサイトでの公開は終了しております。

■ ダブルブラウザ用 Ericom Secure Gateway に含まれているコンポーネントのバージョン
(パッケージ番号:esg_7610001)
コンポーネント バージョン
Ericom Secure Gateway 7.6.1

注意

当パッケージのダウンロードサイトでの公開は終了しております。

5.1.2. 新機能および修正点

Ericom Connect 7.6.1

【リリース日:2019/12/24】
  • Windows Server 2008 R2 ESUへのサポートについて

    Windows Server 2008 R2 ESUは以下の条件でサポートとなります。

    お客様がMicrosoft社とWindows Server 2008 R2 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること。サポート期間は1年 ※

    ※ Microsoft社自体がWindows Server 2008 R2 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断。但し、 Windows Server 2008は2020年1月14日以降は未サポート となります。

Ericom Connect 7.6.1

【リリース日:2019/11/29】
  • 以下の条件でWindows 7 ESUへのサポート
    1. お客様がMicrosoft社とWindows 7 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること
    2. サポート期間は1年※

    ※ Microsoft社自体がWindows 7 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断

Ericom Connect 7.6.1

【リリース日:2017/4/17】
  • AccessPortal キーボードのロケールをデバイス上にローカル保存が可能に

  • アプリケーション公開時に英語以外の文字でのパスとパラメータが利用可能に

  • 管理ツール: F11 の実行先をのローカルもしくはリモートのどちらに有効にするかを設定可能に

  • 管理ツール: 新しい Blaze 設定と「True Lossless」モードのオプション
    Connectの管理コンソールにおいてアクセラレーションモードが詳細に設定可能になりました。
    Blazeのアクセラレーションモードにおける画質設定にロスレスが追加になりました。
  • RADIUSの「接続が失われました」のバグを解決

  • AccessPortal利用時にMicrosoft OfficeにおいてCtrl+Vを実行した際に、貼り付けオプションメニューが表示されてしまう問題が解消。

  • 管理コンソールのAccessPortalキーボードロケールの設定が有効にならない問題解消されました。

  • ChromebookにおいてMicrosoft ExcelでCtrl+Xがコピーの動作になってしまう問題が解消されました。

Ericom Connect 7.6.0

【リリース日:2016/12/28】
  • 新しい AccessPortal ユーザ・エクスペリエンスを提供
  • 新しい管理コンソールのユーザ・エクスペリエンスを提供
  • Windows Server 2016 リモートデスクトップセッションホスト(RDSH) をサポート

注意

このバージョンでのWindows Server 2016サポートは、RDSHのみ(Ericom製品のコンポーネントとしてはRemoteAgentのみ)であり、Ericom Connect Serverの稼働環境としてはWindowsServer 2016はサポートされないことにご注意ください

  • Microsoft SQL Server 2016 をサポート
  • セッション・シャドウインやセッションのログオフ、切断およびリセットに対応
  • 事前作成された空の SQL データベースの使用をサポート
  • Linux セッションでの印刷とオーディオのサポートを追加
  • 新しいダッシュボード要素: データベースの使用状況、RemoteAgent のステータス(Windows、Linux)
  • AccessPortal で項目をお気に入りとして保存することが可能
  • 特定の日付以前のデータベース・データを消去するためのCLIを実装
  • クライアント・タイプに基づいて公開グループを設定するためのCLI(SetConnectionRule) を実装
  • デスクトップ・セッションのタイトル・ラベルを変更するためのCLIを実装
  • サポートを目的としてdbgmonの詳細を表示するためのCLIを実装
  • .BATファイルを公開アプリケーションとして利用可能に
  • AccessNowセッションでCTRL+Pをブロックするための管理者設定
  • レポート: 「ユーザ | リモートセッション」で起動中のすべてのアプリケーションを表示
  • 各コンポーネントで生成された自己署名証明書にSHA256RSAを使用

5.1.3. 制限事項および既知の不具合

警告

「Linux環境におけるRemoteAgentの利用」

Ericom Connect 7.6では、ダブルブラウザ・ソリューションでEricom Connect をコネクションブローカーとして(IVEXダブルブラウザLinuxを)利用する場合のみサポートされます。 そのため、ダブルブラウザ・ソリューションを利用せずEricom Connectのみを利用する環境ではサポートされませんのでご注意ください。

お願い

AccessNow と Blaze の制限事項についても Connect で AccessPortal と AccessPad 利用時に当てはまるため、弊社作成のリリースのご案内も参照ください。
(ERI0110B_EricomAccessNow7.6&EricomBlaze7.6 リリースのご案内)

【管理サーバ】

  • 原因不明な回復不能エラーが発生し、Connectサーバが停止する場合があります。
  • ScrewDriversを利用している場合、Blaze接続(Microsoftシームレス、Ericomシームレス)を行うとScrewDriversによるプリンタリダイレクトに失敗することがあります。回避策として、EricomRDPをご利用ください。

【Access Server】

  • 複数のディスプレイを利用するために、ディスプレイドライバーを追加でインストールしている場合、特定のドライバにおいて、ローカルPCのスリープやロックから復帰したタイミングで、Access Serverが導入されているマシンの画面が白色や黒色のウインドウが表示されることがあります。
    → 回避策として、全面表示されている白色や黒色のウィンドウを動かすことでデスクトップや隠れているウィンドウが表示されます。もしくは、タスクマネジャーでPtTSAgent.exeのプロセスを終了させてください。

【公開アプリとデスクトップ】

  • Chromebook において全角/半角キーが効きません。
    =>検索キー(虫眼鏡マークのキートップ)+全角半角キーで利用可能です。
  • AccessPortal で組み合わせキー「Sift+かなローマ字」が効きません(何も起きない)。
    =>AccessPad では全角ひらがな入力が全角カタカナ入力に切り替わります。
  • AccessPortal を Chromebook で利用時に[Ctrl]+ [^](ズームイン)が利用できません。
    =>[Ctrl] + [-]で利用可能です。
  • AccessPortal を Chromebook で利用時に[Ctrl]+ [0](ズームリセット)が利用できません。
  • Windows10 で AccessPad 利用時に Ctrl+Alt+End のコンビネーションキーが効きません。
  • AccessPortal を FireFox で利用時に、[Ctrl]+[Alt]+[+]が効きません。
    =>FireFox では PrintScreen キーを利用ください。
  • IE と Microsoft Edge ではダイレクトプリントが機能しません。
  • iOS および Android から AccessPortal を利用して Ericom Connect に接続する際に、Bluetooth キーボードの利用はサポートされていません。
  • AccessPad で英数キーが効きません。
  • AccessPortal において Firefox でかな入力で「ろ」を入力すると「ー」が入力されます。
  • アップロードする際にファイル名を変更すると拡張子がつかない場合があります。
  • AccessPortal を macOS で利用時に Command キーとのコンビネーションキーは有効になりません。(例:Command+C でコピーなど)
  • Microsoft Edge において、リモートからローカルへのクリップボード内容の貼り付けができません。
  • Windows Server 2008 R2上でAccessPad(Blazeクライアント)を利用した場合、Alt+Tabでウィンドウを切り替えたあと、公開アプリケーションへの最初の文字が欠落する問題があります。

【Connect Mobile Client】

  • ソフトウェアキーボードのundoとredoがボタン効かない場合があります。
  • iOSやAndroidではアプリ公開の設定時に、公開するアプリケーション名、グループ名、フォルダ名に日本語や特殊文字を使用すると設定したアプリのアイコンが表示されない場合があります。
  • iOSやAndroidではアプリ公開の設定時はEXEファイルの指定のみが可能です。(バッチファイル、URL、ドキュメントは使用できません。)
  • iOSやAndroidではローカルドライブのリダイレクトはできません。
  • プリンタ名に特殊文字を利用している場合はAccessNowプリンタが利用できない場合があります。
  • 公開されたアプリの検索をConnect上で実行した場合に、アプリ名だけでなく、説明文も検索しているため、検索結果が意図したものと異なる場合があります。
  • Ericom Connect Mobile Clientにおいて接続先のIMEの設定によっては日本語が正しく入力できないケースがあります。
  • AccessToGo(EricomConnect含む)の「外観」>「OS通知バーを表示」はオン(チェックあり)でご利用ください。オフの場合、AccessToGoアプリ内の画面表示が見切れることがあります。

【AccessPad(Blaze)】

  • AccessPadにログイン済みの状態であっても、当該クライアントOSからのログオフやOSシャットダウンができる不具合が存在します。この不具合はバージョン8.5で修正されています。

【リダイレクト・印刷関係】

  • Chrome77.0を利用している場合で、config.jsの directprint の設定を true に変更しているケースで印刷ができない問題があります。9.1ではパッチがリリースされておりますので、必要なお客様はサポートセンターまでお問い合わせください。