9.2. RemoteAgent Type2インストール手順

警告

既にRemoteAgent Type1がインストール済みの場合は、対象サーバのコントロールパネル、プログラムと機能の画面から以下のプログラムをアンインストールしてください。
  • Ericom Connect Remote Host

Tips

  • RemoteAgent Typ1とType2はいずれもConnectサーバと連携するために必要なコンポーネントです。1台のサーバ上にRemoteAgent Type1とType2両方インストールすることはできませんが、別々のサーバにRemoteAgent Type1、Type2をそれぞれインストールし、共通のConnectサーバと連携することは問題ありません。
  • RemoteAgent Type2はEricom Connect RemoteAgent Web Serviceと連携します。そのため、Connectサーバインストール時にEricom Coonnect RemoteAgent Web Serviceコンポーネントがインストールされ、正常に稼働している必要があります。

構成に必要なコンポーネントについては、「構成パターン別 Connect インストールコンポーネント 」をご参照ください。

注意

RemoteAgent Type1をアンインストールすると、Connect管理コンソール上から当該マシン情報が削除されます。 RemoteAgent Type2をインストール後に元の設定に戻す必要が生じるため、RemoteAgent Type1をアンインストールする前に 必ずConnect管理コンソール上から[システム]>[グループ]のどのグループに当該マシンが参加状態であるかを記録した上で、 RemoteAgent Type1のアンインストールを進めてください。 RemoteAgent Type2インストール後は、Connect管理コンソール上で当該マシンを(記録しておいた)元のグループへ再参加をお願いします。

9.2.1. インストール手順

  1. Remote Agent Type2インストーラ(EricomConnectRemoteAgentT2_x64.exe)を対象サーバの任意のパスにコピーし、実行します。
  2. 最初の画面及びLicense Agreement画面はライセンスを受け入れるにチェック入れ、Nextで進めます。
  3. 以下それぞれのパラメータの説明となります。必要な設定を実施し、Nextで進めます。
Restore previous data from RemoteAgent Service.xml file
RemoteAgent再インストール時等、以前の入力情報が存在する場合はチェックが入ります。
チェックが入っている場合、「Remote Agent Web Services Address(IP or Hostname)」がグレーアウトします。
「Remote Agent Web Services Address(IP or Hostname)」の入力内容が正しい場合は「Restore previous data from RemoteAgent Service.xml file」はチェックが入ったままで問題ありません。
「Remote Agent Web Services Address(IP or Hostname)」の入力内容が異なる場合はチェックを外し、正しいアドレスを入力してください。
Remote Agent Web Services Address(IP or Hostname)
接続先のRemote Agent Web Servicesを指定します。デフォルトのポート番号は8044となります。
ポート番号が未入力の場合は8044が指定された場合と同じ動作となります。(ポート番号は省略可能です。)
System Group Assignment
このRemoteAgentが参加するシステムグループが決まっている場合は、そのシステムグループ名を入力します。
決まっていない場合は空欄で問題ありません。(RemoteAgentインストール後、Ericom Connect管理コンソール上で後から参加させることができます。)

Tips

システムグループ名について
Ericom Connect管理コンソールへログインし、左メニューの[システム]>[グループ]を選択し表示された画面でシステムグループ名を参照できます。

Tips

「System Group Assignment」を使用する場合は、事前に該当システムグループの下記設定をConnect管理コンソール上で設定しておく必要があります。

  • [システム]>(該当グループ名を選択)>[設定]の「登録モード」を「ID」または「IDまたは名前」へ設定してください。
Tenant Assignment 複数のテナントを利用している場合、このRemoteAgentが参加するテナント名を指定します。1つのテナントのみ利用している場合は空欄で問題ありません。
  1. インストールされるコンポーネントが表示されます。そのままInstallで進めます。
  2. RemoteAgent Type2のインストールが開始されます。
  3. 最後の画面で「Installed Wizard Completed」が表示されれば、インストール完了です。Finishをクリックし、インストーラを終了します。Ericom Connect管理コンソールへログインし、[システム]>[グループ]に対象サーバが登録されていることを確認してください。