5.7. Shield Cloudサービスステータス確認サイトについて

5.7.1. 本ガイドについて

Shield CloudのメーカであるCradlepoint社より、Shield Cloudサービスの状態を示すステータスサイトが提供されております。本ガイドでは、Shield Cloudサービスステータスサイトについてまとめています。

5.7.2. ステータスサイトへのアクセス

Shield CloudサービスステータスサイトへのアクセスURLは下記のとおりです。サイトへのログインは必要ありません。表示言語は現時点では英語表示のみとなります。

Shield Cloudサービスステータスサイト:
https://ericom.statuspage.io/

5.7.3. ステータスサイトの見方について

Shield Cloudサーバ設置拠点(POP)と参照先について

Shield Cloudサーバは、ヨーロッパ圏、アメリカ圏、アジア/太平洋圏に設置されています。ステータスサイトではすべての拠点のShield Cloudサービスの状態が確認できますが、日本のお客様においてはアジア/太平洋圏のShield Cloudサーバのみが使用されます。

また、アジア/太平洋圏のShield Cloudサーバはインド、韓国、台湾、日本(東京および大阪)、オーストラリア、シンガポール、南アフリカなど、更に複数の地域でサーバが稼働しておりますが、日本のお客様が使用する可能性のある地域は以下のとおりです。

日本(東京)、日本(大阪)、韓国、シンガポール、オーストラリア

参考

Shield Cloudサーバは基本的に日本(東京)拠点が使用されますが、この拠点のサービスがダウンした場合は日本(大阪)の拠点へ自動的にフェイルオーバーが行われます。日本(大阪)の拠点も使用不可である場合は、韓国拠点が使用されます。詳細は こちら のサイトをご参照ください。

日本のお客様は、ステータスサイトに記載の「Asia / Pacific POPs」配下にある下記拠点の状態をご確認ください。

注意

各POP名と該当地域の関係は以下の通りです。

日本(東京):Japan POP
日本(大阪):Japan-2 POP
韓国:Korea POP
オーストラリア:Australia POP
シンガポール:Singapore POP

※ 今後、Japan POPとJapan-2 POPの名称をよりわかりやすく変更する可能性があります。

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ステータス確認期間および確認方法について

各拠点のステータス確認期間は過去90日までとなります。Shield Cloudサーバの状態は1日毎にステータスバーが表示され、障害発生時間に応じて色分けされます。

ステータスバーが緑色の場合 :
Shield Cloudサービスは正常に稼働しています。
ステータスバーが赤色の場合 :
Shield Cloudサービスは1時間以上ダウンしています。
ステータスバーがその他の色の場合:
Shield Cloudサービスのダウン時間に応じて色が変わります。短時間であれば黄緑となり、時間が経過するに連れて赤色に近づきます。

下記の通り、ステータスバーをマウスオーバーするとその拠点がダウンしていた時間と関連情報をご確認いただけます。

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※ 上記は2023/10/12のShield Cloud障害を表示しています。「Partial outage」では、この拠点のダウン時間が表示されます。上記の例では、6分間ダウンが発生したことを意味します。また、関連情報として「bypassing japan」と表記されておりますが、更に詳しい情報はステータスサイトの「Past Incidents」に記載されます。

参考

※「Past Incidents」には、過去14日前まで記載されます。更に過去の情報については、ページ最下部にある「Incident History」のリンクからご確認いただけます。

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下記は、Incident Historyへアクセスした場合の2023年10月のインシデントを表示しています。2023年10月12日には「bypassing Japan」の更に詳しい情報が記載されています。

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Shield Cloudサーバ以外のサービスステータスの確認について

下記では、Shield Cloudサーバ自体ではなく、Shield Cloudサーバがファイルダウンロードやアップロードで使用するSasa GateScanner、および、Shield Cloud管理コンソールのステータスが確認できます。

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CDR Platform:
Cradlepoint社が管理している、Shield Cloud標準で利用されるCDRソリューションであるSasa GateScannerサーバのステータスです。
Management:
Shield Cloud管理コンソール のステータスです。

Cradlepoint社からの通知について

「Past Incidents」では、テキストにて過去のインシデントの発生の情報が記録される他、Cradlepoint社からShield Cloudサーバのメンテナンスの予定や新バージョンのリリース予定などが記載されます。

ステータスサイトには、「Past Incidents」に情報が記載された場合に任意のメールアドレスへ自動的にメールを送信する機能が実装されています。

メール通知する場合には、「SUBSCRIBE TO UPDATES」ボタンをクリックして、メールアドレス欄に送信先のメールアドレスを入力して、「SUBSCRIBE VIA EMAIL」ボタンをクリックします。

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「SUBSCRIBE TO UPDATES」ボタンをクリックすると以下のように通知する対象を選択する画面が表示されますので、「Select none」をクリックして、全ての通知対象をリセットします。

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次に日本ユーザが利用時に関連する可能性のある以下の項目チェックを入れて、ページ一番下の「Save」をクリックして登録を完了します。

  • Asia / Pacific POPs > Japan POP
  • Asia / Pacific POPs > Japan-2 POP
  • CDR Platform > File Sanitization (CDR) – Japan
  • CDR Platform > File Sanitization (CDR) – London
  • Management > Management Console
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「Save」をクリックして登録を完了すると登録対象メールアドレス宛に「件名:[Ericom status] Confirm your subscription」で確認メールが届きますので、メールを開いて、「Confirm subscription」をクリックして確認を完了します。

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参考

※ メールアドレスへの通知の他、SlackやWebHookを使用可能なチャットツールへの通知も可能です。ご希望に応じて、メールアドレスやWebHookのURLを登録してください。

※ 通知解除や通知項目を変更したい場合には、「SUBSCRIBE TO UPDATES」ボタンをクリックしてメールアドレスの登録画面で、登録済みアドレスを入力して、「SUBSCRIBE VIA EMAIL」ボタンをクリックすると登録済みメールアドレス宛にワンタイムパスワードが送信されます。

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「SUBSCRIBE TO UPDATES」ボタンを再度クリックすると、以下のような画面でメールアドレスとワンタイムパスワードを入力する画面が表示されますので、入力して「VERIFY OTP AND SUBSCRIBE」をクリックすることで、画面推移しますので、推移したページ内で通知解除や通知項目の変更が可能となります。

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