アップグレード時にカスタム変数を保持する方法¶
ユーザーによっては、インストール後に定義されたカスタム変数がシステムごとに定義されていることが よくあります。これらの変数は docker-compose.yml に保持されます。
アップグレード手順中にこれらのカスタム変数を保持し、既定値にリセットしないようにするには、次の手順を実行します。
customer.env という名前のファイルを作成し、それを
/usr/local/ericomshield/
フォルダに配置します。必要なカスタム変数をこのファイルに追加します。構文は次のとおりです。
export VAR_NAME="$value"
アップグレードプロセス中に、customer.env ファイルで定義された変数を使用して既定値を置換します。
例¶
カスタムサブネット(デフォルトの10.20.0.0/16とは異なる) を使用するには 次の行をファイルに追加します。
export SUB_NET="192.168.5.0/24"
カスタムプロキシポート(デフォルトの3128 とは異なる) を使用するには 次の行をファイルに追加します。
export SHIELD_PROXY_PORT="4456"
リモートブラウザの locale 言語を定義するには、次の行をファイルに追加します。
export RB_LANGUAGE="ja-JP"
追加の変数については、サポートセンターにお問い合わせください。