要件¶
Ericom Shield の要件¶
ハードウェア要件¶
最小ハードウェア仕様は(各Shieldサーバごとに)次のとおりです。
- メモリ 16GB
- CPU 4コア
- ディスク容量 64GB
参考
これらは最小要件です。8コアプロセッサが 推奨 されます。
パーティション分割が計画されている場合 (これはシールドに必須ではありません)、各パーティションに推奨されるサイズは次の通りです。
/boot - 0.5 GB /var/log - 10GB /tmp - 10GB / (root) - (/var/lib を含む) - ディスクの残り部分
参考
Ubuntuサーバー上の他のファイルシステムはShieldに使用されていないか関連しておらず、特定のディスク割り当てを必要としません。 それらはすべて/ rootの下に含めることができます。
Managementノードの場合、推奨は150GBのディスク容量です。
参考
Ericom Shieldは、水平および垂直スケーリングの両方をサポートしています。 水平スケーリングとは、システムにさらに多くのマシンを追加することです。 垂直スケーリングとは、システムにハードウェアを追加することです。 より高い仕様のマシンは、より多くのバーチャルコンテナをホストし、したがってより多くのブラウザセッションをホストします。 スケーリングの詳細、および1回の使用に必要なハードウェアの正確な決定方法については、サポートセンターにお問い合わせください。
ソフトウェア要件¶
- Linux Ubuntu Server 16.04 または 18.04 (64-bit. workstationは不可) こちら からダウンロードできます。
- 固定IPアドレスを持っているか
- SSHサーバーがインストールされているか
- インターネットとの接続を持っているか(DNSとプロキシの設定が正しく構成されている)
- ロケールは EN-US
参考
ホストサーバー上の Ubuntu Security Automatic Updates を オン にすることをお勧めします。 詳細は こちら をご参照ください。
接続性¶
ポート
Ericom Shieldでは、これらのポートをネットワーク上で開く必要があります。
コンポーネント | ポート | 概要 |
---|---|---|
Proxy/ICAP | 3128 (tcp) 1344 (tcp) | エンドユーザ/プロキシとShieldの間で、Shieldから見てインバウンドをオープンにする必要があります |
管理コンソール | 8181 (tcp) | コンソールへアクセスするブラウザとShieldの間で、Shieldから見てインバウンドをオープンにする必要があります |
NetData | 8383 (tcp) | コンソールへアクセスするブラウザとそれぞれのShieldの間で、Shieldから見てインバウンドをオープンにする必要があります |
オーケストレーションとクラスタの管理 | 2376 (tcp) 2377 (tcp) 7946 (tcp/udp) 4789 (tcp) | すべてのシールドサーバ間で双方向にオープンする必要があります。 |
Active Directory | 389 (tcp) 636 (tcp) 88 (tcp/udp) | Shieldサーバ(認証プロキシ)とADサーバ間で開いている必要があります。 88はKerberos認証を利用する場合のみに必要です。 |
Shield/インターネット | 80 (tcp) 443 (tcp) | Shieldサーバーとインターネットの間で開いている必要があります。 |
Shield/DNS | 53 (tcp/udp) | Shieldサーバ(プロキシ)とDNSサーバ間で開いている必要があります。 |
SSH | 22 (tcp) | すべてのシールドサーバ間で双方向にオープンする必要があります。 |
SMPT (オプション) | 25 (tcp) | SMTPサーバを使用してアラートと統計情報を送信する場合、ブラウザファームサーバとインターネットの間で開いている必要があります。 |
DNS と サブネット
Ericom ShieldはLinuxホストのDNS設定を使用して、使用するDNSサーバーを特定します。 基本的には固定IPアドレスを設定するときに /etc/network/interfaces
で定義された dns-nameservers
エントリです。 このエントリがGoogleなどの外部DNSを使用するように設定されていると、Shieldが内部名(server.company.localなど)を解決できなくなります。 したがって、このエントリが内部DNSサーバーを使用するように構成されていることを確認することが重要です。
DNSは各サーバーノード間でも重要です。 つまり、各サーバーノードは、クラスター内の他のサーバーのそれぞれを解決できる必要があります。 これは、各ノードがDNSに登録されていることを確認するか、各マシンのhostsファイルを更新することで実現できます。
Shieldはサブネット10.20.0.0/16を使用します。 同じ範囲が既にネットワークで使用されている場合は、サポートセンターにお問い合わせください。
SSL と ファアウォール
Shieldサーバー上で実行されているセキュリティエージェントを無効にすることを 強く推奨 します。 (例:ファイアウォールとSSL復号化)