5.1. OSインストール手順¶

5.1.1. UbuntuOS のインストール¶

本手順は、Ubuntu20.04LTS(Server版)を新規インストールする場合の参考手順となります。

※ AWS、Azure、OCI等のパブリッククラウドを利用される場合は、OSインストール済み、ネットワーク設定済みのUbuntuOSの仮想マシンが用意された状態から利用可能となっている認識となりますので、本手順のOSからインストールする手順を実施いただくことは不要です。
Ubuntu20.04LTS(Server版)のインストールＩＳＯファイルは以下、URLより「ubuntu-20.04.*-live-server-amd64.iso」のファイルをダウンロードしてください。

https://releases.ubuntu.com/focal/

※ 2024/11時点：「ubuntu-20.04.6-live-server-amd64.iso」が最新です。
※以下のインストールウィザードの画面キャプチャは、「ubuntu-20.04.6-live-server-amd64.iso」をインストールする際に取得したものとなります。OSバージョンが異なるとインストールウィザード画面の内容も異なる場合があります。

注意

UbuntuOSで作成するユーザは「ericom」以外のユーザ名で作成してEricom Shieldのインストールを行ってください。

※「ericom」という名称のユーザは、セットアップ処理内で作成し内部処理で利用されるため。

以下、OSインストール手順となります。

インストールISOからマシンを起動してインストールを開始します。 ISOがインストール開始して暫くすると右記の画面となります。 [English]を選択してEnter。
Layout：「Japanese」 Variant：「Japanese」をリストから選択。その後、[Done]を選択してEnter。
ネットワーク設定を行います。右記の環境では[ens160]アダプターを選択してEnter。
[Edit IPv4]を選択してEnter。
[IPv4 Method]にて[Manual]を選択してEnter。
IPv4設定画面が開きます。各設定項目についてインストール対象サーバのネットワーク環境に応じて適切に値を入力して、[Save]を選択して、Enter。
[Done]を選択して、Enter。
インターネット接続時にプロキシが必要な環境の場合に入力する画面です。後の事前準備手順でスクリプトを利用したプロキシ設定を行うため、こちらの画面では設定不要です。空の状態で[Done]を選択して、Enter。
標準設定の状態で、[Done]を選択して、Enter。
[Continue without updating]を選択して、Enter。
標準設定の状態で、[Done]を選択して、Enter。
[Ubuntu-lv]を選択して、Enter。 [Edit]を選択して、Enter。
デフォルト値では、Maｘ値の半分の値で設定されているため、Max値に変更して、[Save]を選択して、Enter。
[Ubuntu-lv]の値がMaｘの値に変更されていることを確認。 [Done]を選択して、Enter。
[Continue]を選択して、Enter。
プロファイル設定画面ログインユーザID、サーバ名、パスワードを入力。入力後、[Done]を選択して、Enter。 ※ログインユーザIDは、「ericom」以外のID名で入力をお願いします。
Shieldセットアップ時にSSH接続を利用しますので、[Install OpenSSH server]を選択して、spaceキーでチェックを入れて、[Done]を選択して、Enter。
インストールが開始されます。インストールが完了すると[Reboot Now]の選択肢が表示されますので、[Reboot Now]を選択して、Enter。
右記の表示となりますので、Enter。 EnterするとOSが再起動されます。
OS再起動後、右記のようにログイン可能な状態となりましたら、インストールが完了となります。コンソール上やSSH接続から対象サーバにログインが可能であることを確認してください。