4.2.11. テクニカル・サポート

AccessNow の一般的なエラー・メッセージ

ほとんどの最新のブラウザでは、暗号化されたセッションを確立する際に、信頼された証明書が要求されます。

「Failed to connect using both WebSockets and HTTPS」(Websocket と HTTPS の両方を使用した接続に失敗しました)というエラーがユーザに表示された場合、ESG サーバ上の証明書に問題がある可能性があります。

ESG の指定に使用しているアドレスを確認してください。アドレスが IP アドレスの場合、それが証明書と一致しないため、問題を引き起こす可能性があります:

IP アドレスを使用するのではなく、ESG に設定した信頼された証明書と一致するドメイン名を使用してください。

例えば、「192.168.1.111」を使用するのではなく、そのドメイン名esg.test.com を使用してください。 さらに、「esg.test.com」または「*.test.com」と一致する ESG 上に、信頼された証明書をインストールしてください。

ログ・ファイルの取得

テクニカル・サポートを依頼する際、ESG ログが必要とされる場合があります。設定ページの Download から、現在のログ・ファイルを取得することができます。実際のログ・レベルは、2つのログ・ページから設定できます。どの設定を有効にするかについては、Ericom のサポート・エンジニアにご相談ください。

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ログ・ファイルには特別なビュアーが必要です。そのビュアーは Download ページ からダウンロード可能です。完全なログ・フォルダーは、以下のようなパスにあります: C:Program Files (x86)Ericom SoftwareEricom Secure GatewayLogs

HTTP/HTTPS フィルタリングを無効にする

一部のタイプのネットワーク・トラフィックがファイアウォールにブロックされることがあります。大部分のファイアウォールのポート 80 と 443 は、それぞれ HTTP および HTTPS 用に確保されています。大部分のファイアウォールは、非 HTTP トラフィックをフィルタで除外する規則が適用されています。Secure Gateway にルーティングされる対象によって、ファイアウォール上で HTTP フィルタリングを無効化が必要となる場合があります。

Ericom Secure Gateway では、様々な種類のトラフィックをプロキシすることができます。一部は HTTP ベースであり、そうでないものもあります。Web Application Portal と AccessNow を一緒に使用する場合のみ、HTTP フィルタリングを無効にする必要がなくなります。

以下のテーブルは、接続方法により使用されるプロトコルを示しています:

接続の種類 使用されるプロトコル
Web Application Portal へのログイン HTTP/HTTPS
AccessToGo へのログイン HTTPS
Application Zone へのログイン TCP
AccessNow の RDP セッション HTTPS (Secure Gateway が必要)
AccessToGo RDP または Blaze のセッション TCP
RemoteView RDP または Blaze のセッション TCP

Admin Configuration Portal のアイドル・タイムアウト

Admin Configuration Portal のデフォルトのアイドル・タイムアウトは、5 分間です。これを変更するには、EricomSecureGateway.exe.config ファイルを編集し、sessionsSettings/Admin/InactivityTimeoutMinutes を設定します。