7.2.1. 製品概要とオプション

製品概要

IVEXダブルブラウザLinuxとは、通常利用しているブラウザの他に、追加(ダブル)で、 インターネットにアクセスする専用のブラウザをLinuxで提供するソリューションです。 画面転送で利用することが可能なため、DMZの外など基幹ネットワークと切り離して設置 いただく事で万一のウイルス感染などの際に基幹業務への影響を避けることができます。

詳しくは ソリューション概要 を合わせてご確認ください。

オプション機能

【ファイル共有オプション】

Linux仮想ブラウザを通じて取得したダウンロードファイルやWebメールの添付ファイルを、ユーザのWindows端末に取り込めます。 内部ネットワークとのファイル共有用に新たにサーバを準備する必要がなく、手軽にファイル授受が可能になります。

注意

ファイル転送にはWebDAVを使用します。ファイル転送実施前にダブルブラウザLinux側でウィルスチェック(ClamAVを使用)が行われますが、未知のマルウェアを含めて対策したい場合は、ファイル無害化製品をご検討ください。

【ログオプション】

Advanced版とEnterprise版がございます。

<Advanced版>

ログオプションはIVEXダブルブラウザLinuxでアクセスしたブラウザのアクセスログを取得し、CSVファイルとして保存する機能を有します。他社正の統合ログ管理製品などへ取り込みご利用ください。

<Enterprise版>

Advanced版と同様に生成されたアクセスログデータを別途用意する専用データベースに取り込みます。専用データベースではログの検索、集計やレポートなどが可能となります。 弊社Windows環境のログ取得製品との連携が可能となります。Windowsの操作ログ取得製品[IVEX Loggerシリーズ]と連携が可能で取得したログはWindows環境と一元管理することが可能です。