7.2.6. リモート・アクセス の設定

AccessToGo は、RDP をサポートするすべての Windows ベースの PC へのリモート・アクセス用ソリューションとして使用することができます。 一部の Windows オペレーティング・システムでは、受信 RDP セッションがサポートされていません(例: Windows 7 Home)。 基本的なリモート・アクセス接続を導入するために必要な手順は以下の通りです:

  1. 対象とする PC への リモート RDP 接続が許可されていることをネットワーク管理者に確認します。 一部の組織では、組織の PC への RDP 接続が禁止されています。

  1. エンドユーザ・デバイス(例: iPad)に AccessToGo をインストールします。

  1. 対象とする PC で RDP を有効化します。 「コントロールパネル | システム | リモート設定」に進みます。 「リモートデスクトップ」から、「リモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する」を選択します。 NLA は現在サポートされていないため、3 番目の設定は選択しないでください。

  1. 「ユーザの選択」ボタンをクリックし、リモート接続を許可するユーザを追加します。 「OK」をクリックします。

  1. PC の Windows ファイアウォール によって受信 RDP 接続が許可されていることを確認します(デフォルトのポートは 3389)。

  1. RDP ポートを介して 対象の PC への受信接続を許可するよう、ネットワークまたはルータのファイアウォールを設定します。

  1. 対象の PC のアドレスに接続するよう AccessToGo を設定します。 接続がリモートで行われる場合、受信接続を対象の PC にポート転送するルールが設定されているファイアウォール/ルータの外部アドレスを指定します。

  1. オプションの Access Server を RDP アクセラレーションのために使用している場合、Blaze ポートは 8080 であることに注意してください。

  1. オプションの Ericom Secure Gateway をリモート接続用に使用している場合、ネットワーク・ファイヤウォール上でポート 443(RDP ポートではなく)が必要となります。 Secure Gateway のポート値は変更することができます。詳細については、Ericom Secure Gateway の資料を参照してください。