3.1. Ericom Blaze リリースノート¶
3.1.1. パッケージング¶
■ Ericom Connect に含まれているコンポーネントのバージョン
(パッケージ番号:b_8100001)
コンポーネント | バージョン |
---|---|
EricomAccessServer.msi | 8.1.0.20963 |
EricomAccessServer64.msi | 8.1.0.20963 |
EricomBlazeClient.msi (Windows 用) | 8.1.0.20834 |
EricomBlazeClient64.msi (Windows 用) | 8.1.0.20834 |
EricomSecureGateway.exe | 8.1.0.20975 |
win8.1_2012 用 PS プリントドライバ | 6.3.0.21178 |
3.1.2. 新機能および修正点¶
AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.1.47967(iOS版)¶
【リリース日:2020/11/20】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.1ではiOS 13.xおよびiPadOS13.xをサポート
- Apple社のSmart Keyboardをサポート
修正点¶
- SSL証明書エラーの場合、続行するかどうかをユーザーに決定させるように変更
- セッションアイドルタイムアウトで切断します
- 接続設定の編集時にパスワードフィールドを非表示にする
- マルチタップ利用時の問題を修正
Ericom Access Server 8.1.0.20963/Ericom Blaze Client 8.1.0.20834¶
【リリース日:2019/12/24】
- Windows Server 2008 R2 ESUへのサポートについて
Windows Server 2008 R2 ESUは以下の条件でサポートとなります。
お客様がMicrosoft社とWindows Server 2008 R2 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること。サポート期間は1年 ※
※ Microsoft社自体がWindows Server 2008 R2 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断。但し、 Windows Server 2008は2020年1月14日以降は未サポート となります。
Blaze Client 8.1.0.20834¶
【リリース日:2019/11/29】
- 以下の条件でWindows 7 ESUへのサポート
- お客様がMicrosoft社とWindows 7 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること
- サポート期間は1年※
※ Microsoft社自体がWindows 7 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断
Ericom Access Server 8.1.0.20963¶
【リリース日:2019/11/29】
- 以下の条件でWindows 7 ESUへのサポート
- お客様がMicrosoft社とWindows 7 ESUの契約を有しており、提供されているESUの最新版を適用していること
- サポート期間は1年※
※ Microsoft社自体がWindows 7 ESUを1年更新としているため次年度以降サポートするかは1年が経過する前に、お客様のニーズを確認して改めて判断
AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0.41136(iOS版)¶
【リリース日:2019/7/23】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0ではiOS 11.xおよび12.xのみをサポート
- 上記理由からiOS11.x未満のOSの端末にはApp Storeからダウンロードできない仕様になっています。
修正点¶
- iOSでショートカットキーCtrl+Xが「切り取り」ではなく「コピー」となる問題を修正しました。
- iOSでタップした位置と実操作が僅かにずれることがある動作が改善されました。
- iOSでタッチパッドマウスが仮想キーボードの後ろに隠れてしまう問題が修正されました。
- iOSでローカルからリモートへ2バイト文字のコピー/ペースト時に文字化けする問題が修正されました。
- iOSでピンチ操作の縮小に対する動作が改善されました。
- iOSでデバイスの向きを変更する等、画面リサイズが正しく動作しない事がある問題に対して修正されました。
- iOSへのアプリインストール時、英語UIになる動作を改善しました。
- iOSでアプリから接続したWindowsデスクトップの背景を表示する設定であるにも関わらず、背景が表示されない問題が修正されました。
- iOSのアプリで接続したセッションをログオフする時、アプリ自体がクラッシュすることがある問題が修正されました。
AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0.39526(Android版)¶
【リリース日:2019/6/12】
新機能¶
- AccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0でAndroid 8.xおよび9.0をサポート開始
- 下部のツールバーに「上」矢印が追加されメニューボタンがないデバイスにツールバーを表示できるようになりました。
- AccessToGoからEricom社デモサイトへの接続設定が削除されました。
- VMware Viewへの接続サポートを終了しました。
- Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0ではAndroid5.xがサポート対象外となりました。
警告
Android5.xにAccessToGo/Ericom Blaze Mobile Client 9.2.0.39526をインストールするとアプリが起動しないため、インストールしないでください。
修正点¶
- リモートからローカルへのオーディオがリダイレクトされないケースがある問題に対して対応しました。
- 接続中などのメッセージ等がリフレッシュされないケースに対して対応しました。
- RADIUSのメッセージが重複表示される問題を修正しました。
- Android7において、ソフトウェアキーボードでのPCキーボードとファンクションキーボードの入力時の課題に対応
Ericom Access Server 8.1.0.20963¶
【リリース日:2017/9/15】
[Blaze]
・クライアントのキープ・アライブ・ハートビート設定をセッションの信頼性を向上させるために追加
注意
Ericom Connect 8.0 でサポートを開始した EricomRDP は Ericom Blaze の単体利用では サポートされておりません。
3.1.3. 制限事項および既知の不具合¶
Blaze クライアント¶
入力関係¶
- [英数]キーが効きません。
- Ubuntu において[ひらかな/ローマ字/カタカナ]キーと[英数]キーが有効になりません。
- Windows 10で[Ctrl]+[Alt]+[End]のコンビネーションキーが効きません。
リダイレクト・印刷関係¶
- プリンタリダイレクトを利用する場合、クライアントは7.6.1以降のバージョンを使用してください。
- プリンタリダイレクトを[汎用]で利用する場合、クライアントPCにAcrobat Reader DCを導入してください。また、事前にAdobe Reader DCを1度起動し、ライセンス規約に「同意する」ボタンを押下しておく必要があります。
- EricomRDPでは、DynamicDrivesが機能しません。この問題は、現在Ericom社へエスカレーション中です。
- UPDを使用した印刷において過去の印刷物が再度印刷されてしまう事があります。この問題は、9.4以降で修正されているため9.4以降へのバージョンアップをご検討ください。
- Blaze接続において、HP汎用ドライバを利用しており印刷が遅い場合は、Lexmarkのご利用をご検討ください。
- ※ Lexmarkは、Ericom製品バージョン8.5以降で利用可能です。
その他¶
- BlazeクライアントとしてWindows 10 IoTは問題があるためサポートされません。
- 端末のコンピュータ名が日本語(ダブルバイト)になっている場合、AccessPad等による接続時に下記エラーが発生するため、PC名はシングルバイトで設定ください。
- Unable to connect to sca.sumple.com Ericom Secure Gateway error (4) WebSocket negotiation with host failed.
- アプリケーションを閉じても接続先サーバ上から当該ユーザのセッションが切断で残る場合は、Windows側のタイムアウトのポリシーなどを利用し、切断セッションのログオフをご検討ください。
Mobile Client(AccessToGo)¶
入力関係¶
- ソフトウェアキーボードの[undo]と[redo]がボタン効かない場合があります。
- iOSでBluetoothキーボードを利用する場合、英語配列のみがサポートされます。
- AndroidにおいてはBluetoothキーボードの利用はサポートされていません。
- iOSでBluetoothキーボード利用時に「Alt+Tab」のコンビネーションキーでリモートのアプリケーションの切り替えをすると、最後に起動した2つのアプリケーションしか切り替えることができません。
- iPhoneにてVGA出力コネクターを接続後に、モバイルクライアントを利用開始すると画面の一部しか表示されません。
- → 回避策として、モバイルクライアントを起動後にVGA出力コネクターをiPhoneに接続してください。
- リモートのWindows8.1もしくはWindows10のIMEで自動変換候補が表示されている時に、表示されている候補を選択して確定すると確定文字の後ろに入力した文字が追加されます。
- iOS10以降とiPadOSにおいて、BluetoothキーボードやSmart Keyboardを利用した場合に、iOS側の変換候補が表示されません。
- → モバイルクライアント利用時の文字入力には、iOSのIMEを利用せず、リモートのWindows 側のIMEを利用してください。
- BluetoothキーボードやSmart Keyboardを利用している場合、「英数」「かな」入力の切り替えはキーボード上のキーではなく、「Control+Space」等のショートカットキーをご利用ください。JIS配列のキーボードの「英数」「かな」キーでは正しく切り替えができません。
- バックスラッシュが利用可能なシステムでは、円記号ではなくバックスラッシュをご利用ください。円記号は利用できない場合があります。
リダイレクト・印刷関係¶
- iOSやAndroidではローカルドライブのリダイレクトはできません。
アプリケーションウインドウ関係¶
- iOSやAndroidではアプリ公開の設定時はEXEファイルの指定のみが可能です。(バッチファイル、URL、ドキュメントは使用できません。)
AccessServerとの互換性¶
- AccessToGoおよびEricom Blaze Mobile Client 7.6.1とAccess Server 3.2を組合わせて利用する 場合に、Access Server が異常終了する場合があります。その場合は、Access Server 3.4以上にバージョンアップしてご利用ください。
- AccessToGo 9.2.0からAccess Server 7.3以下のバージョンに接続するとアプリを起動するとセッションの切断と再接続が繰りかえされ、アプリが利用できない事象が発生します。
- → 以下いずれかの回避策で対応をお願いします。
- アプリプロパティを変更し Blaze利用をOffにする
- Access Serverのバージョンを 7.3以上にバージョンアップする
その他¶
- Andoroid/iOSともに、端末のサイズが5.5インチ未満の場合とメモリが320MBの場合、以下のメッセージが出力されます。
- 「警告:デバイスのRAMが320MB未満ではアプリケーション予期せず終了したり遅くなる場合があります」
Access Server¶
- 複数のディスプレイ利用するために、ディスプレイドライバーを追加でインストールしている場合、特定のドライバにおいて、ローカルPCのスリープやロックから復帰したタイミングで白色や黒色のウインドウがが表示されBlaze Clientの画面が表示されなくことがあります。
- → 回避策として、全面表示されている白色や黒色のウィンドウを動かすことでデスクトップやBlaze Clientのウィンドウが表示されます。もしくは、タスクマネジャーでPtTSAgent.exeのプロセスを終了させてください。
- ローカルマシンに登録されている、1024bit鍵長の証明書を誤って削除してしまう問題があります。この不具合はバージョン8.5では修正されています。