Information¶
4月15日に発生したEricom Shield Cloudへのアクセスが断続的にできない、もしくは時間がかかる事象について¶
下記の時間帯でShield Cloudに障害が発生しましたが、現在は復旧しています。
障害内容¶
- 2024年4月15日に、Ericom Shield Cloudへのアクセスが断続的にできず真っ白な画面となるもしくは、正しく表示されるまで時間がかかる事象が報告されています。
発生日時¶
- 2024年4月15日 午後12:00前後 ~ 2024年4月16日 午後6:07頃
対象製品¶
- Ericom Shield Cloud
原因¶
- クラウドプラットフォーム側(OCI)の一時的な処理遅延の影響を受け、Shield上のブラウザ生成に遅延が発生しました。
解消方法¶
- 本件の調査が長引くことが想定されたため、 2024年4月16日 午前11:50にCradlepoint社にて東京POPから大阪POPへフェイルオーバー(バイパス)を実施することで暫定回避をしました。最終的にOCI上にてShieldノードのライブマイグレーションを実施することで、完全に復旧させました。
再発防止策¶
- 監視項目の強化(遅延事象の早期検知)
- 今回、完全なサービス断ではなく、ブラウジング開始までに時間を要する(遅延)事象だったこともあり現時点でのサービス監視では適切な検知が行えず、監視として不十分である点が課題と認識しております。そのため以下の内容について、監視項目の閾値を見直すことで監視の強化を実施します。
- ユーザー体感(応答時間)
- フェイルオーバーの基準の見直し
- 今回の事象を受け、応答遅延に伴うエラーが多発した場合にも対応できるように自動フェイルオーバーがされるロジックや閾値を見直します。
- 尚、弊社における独自監視項目として、ページの応答時間ベースの検知についても追加しています。