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Ericom Shield Cloud障害のご連絡(復旧済み) (2023年2月15日 更新)

Ericom Shield Cloudにて、障害が発生いたしました。現時点で復旧しておりますが内容を以下に記載させていただきます。ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

対象製品

  • Ericom Shield Cloudをご利用の全てのお客様
    ※ オンプレミスのEricom Shieldをご利用のお客様は、影響はございません。

障害内容

  1. Shield Cloudサーバへ断続的にアクセスできずサイトを表示できない。
  2. Shield Cloudサーバへアクセスできた場合でも、ファイルダウンロードやアップロードが断続的にエラーとなる。

発生時間

  1. 2023年2月5日 (日) 午前8時頃 ~ 2023年2月6日 (月) 午前2時頃
  2. 2023年2月4日 (土) 午前8時30分頃 ~ 2023年2月5日 (日) 午後5時50分頃

原因

  1. 本障害は、Shield Cloudが動作しているクラウドサービスの基盤側にて、一部のAPIサービスの設定不備があり、その影響を受けたことが原因となります。

    Shield Cloudサーバは通常、特定のクラウドサービスの日本リージョンのインフラを利用しており、利用しているリージョンで障害を検知した場合、他のリージョンへ自動的に切り替えが行われます。

    今回の障害発生時もリージョンの切り替えが発生しましたが、切り替え先のリージョンにおいても同様にクラウドサービスの基盤側の障害が発生していたため、Shield Cloudの動作不良が解消できませんでした。

  2. 本事象は、Shield Cloud 23.02から実装された「検査」ポリシーの仕様変更にに起因し発生しました。「検査」ポリシーは、許可サイトに対してファイルダウンロード時にCDR処理を行うかどうかを設定可能な機能です。

    23.01以前まではアクセス「許可」のポリシーでバイパスされていたCDR処理が23.02以降では「許可」から「検査」のポリシーへ変更されました。これにより、Ericom社が想定していた以上のCDR処理が実行され、CDRサーバに負荷がかかっていたことが原因となります。

再発防止策

  1. クラウドサービス側の障害があった場合には、異なるクラウドサービス上で稼働するShield Cloudサーバへ切り替えるようEricom社にて対応が進められております。こちらについてはEricom社より確定情報が入り次第お客様へご案内いたします。
  2. Ericom社にて、CDRサーバの増設を行います。また、CDRサーバへの負荷軽減策も実装いたします。

お問い合わせ

本件についてご不明な点等ございましたら、弊社営業担当もしくはサポートセンターまでお問い合わせください。